下野国、深い山の中にある大沢の里を
舞台に繰り広げられる本格時代小説…と
思いきや、途轍もないホラーからのSF!
しかも、読み始めたら止まらなくなる咒の
かかる軽妙にして重厚な物語
【鏡の守り人】の待望の続編!!
嘗て大災厄から里を、いや、国を命懸けで
救った『守り人』たちの許に再び不穏な
報せが舞い込んで来る。
京の都に 鬼 が出没するというのだ。
遠く離れた都で一体何が起きているのか?
いや、何か起きようとしているのか…。
災厄の影を感じた彼等は、請われるままに
京へと旅立つ。
その道行には、恐ろしい呪いや怪異
そして,自らの過去との対峙が。
更に、彼等の動きを密かに監視する影…。
この作品の素晴らしさは、どれ程の
恐怖に対しても決して志を失わない彼等
『守り人』達の清々しさだろう。
本格時代小説とは、まさにこの作者の筆に
在る。
【鏡の守り人】から読んでも、単独で
読んでも良いが、まずは読み始めると
止まらなくなる前作からがお勧めである。