ぼくのかんがえたさいきょうの環境対策

糠釘のれん

はじめに

『CO2の増加ではなく、雲の減少で気温が上昇している』という内容の記事を読んだ。

 これによると、雲によって遮られていた太陽光が、地表や海面に届くことで、温度が上昇することで温暖化が進み、CO2は関係ないらしい。

 確かに、CO2の増加よりも納得できる。

 ただ、この記事では、雲が減少した理由はわからないと書いてあった。


 しかし、私としては、環境破壊による、陸地の水の減少が原因だと思う。

 世界各地での貧困、人口増大、人口移動、食糧問題、資源開発などの理由で、農地の拡大、家畜の過放牧、都市の拡大、インフラ開発、鉱山開発を行う為、森や山を切り開き、土地が劣化し、荒れ地や砂漠が拡大した。

 これにより、土・植物・大気中に含まれる大量の水分が失われ、水蒸気が減ることで、雲が減少したと思われる。


 環境破壊により、温暖化が進み、温暖化により、環境破壊が進む。

 この負の連鎖により、温暖化が加速しているのだろう。


 また、NASAによると、地球の平均海面は1993年から2022年までの約30年間で9.1cm上昇している。

 海面上昇の原因は、地球温暖化による海水の熱膨張や、大陸氷床の融解のようだ。

 私も、この二つを否定するつもりはない。

 しかし、これだけで9.1cmも上昇するのか、他にも原因があるのではないのか。


 地球に存在する物質は、様々な物に変化はしても総量は変わらない。

 宇宙からの隕石、ロッケットや人工衛星打ち上げなど、多少の増減はあるが、これらは無視する。

世界の森林面積は2020年までの30年間で、17750万haが減少しているらしい。

 この森林を維持するのに、どれだけの水が必要なのか、私には解らないが、とてつもない量になるだろう。


何が言いたいのかというと、荒れ地や砂漠になった土地の、土・植物・大気に含まれていた大量の水が、どこに移ったのかと言うことだ。


 雲が減少しているので大気中ではない。

 緑地が減少しているので陸地でもない。

 ではどこに移ったのか、海面が上昇しているので海ではないのだろうか?


 この水が、海面上昇に影響を与えている可能性は、十分に考えられる。

 ならば、河川から海に流れる水を減らし、陸地の水と雲を増やせば、地球温暖化と海面上昇を解決でき、連鎖的にそれ以外の社会問題も解決できるのではないか?

 もし、日本が中心となって行動すれば、国内外の現状も、多少は改善されないだろうか?


 ただの想像・妄想だが、このようなことを思いついたので、以降これを前提とし、手段・利点・問題点を述べていくのでお付き合い下さい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る