第23話
倉庫のような場所でやるのだがなかなか寒い。重い肥料袋を運ぶのは大変だった。しばらくして、祐希は尿意を感じた。我慢しながら作業を続け、10時くらいに事業所の人に休憩しようと、事務所のようなところに連れられ、お茶やお菓子をもらった。祐希はそれをもらいながらも、強くなる尿意と戦っていた。周りに悟られないようにじっとしている。トイレに行こうにも、事務所の人にも善明にも気まずくてなかなか言い出せなかった。(どうしよう…おしっこしたいけど…)そう考えているうちに、作業を再会することになってしまった。
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