第9話
(しまった…)真希は自分の言ったことを後悔した。これだけの腹痛と便意で平気なはずがない。保険室に華子に連れて行ってもらう言ってトイレに行けばよかった…しかし今更真希から言い出す余裕などなかった。あと20分。そんなに我慢できそうにない…(もうダメ…やっぱり先生に言ってトイレに行こう…)そう決心した。しかし、真希はなかなか言い出すことができない。と、残り15分ほどになった時だった。プリッ…プリリリッ…ついに真希の肛門は限界を越えて下痢便が少しずつ漏れだしてしまった。(あ…ああっ…)次第にお尻に生暖かいものがまとわりついてきた。当然ながら悪臭が漂ってゆく。「なんか臭くない?」「うんこ臭い!」「誰かうんこ漏らしてるんじゃない?」たちまち騒ぎになる。そして静止している真希を見て、すぐにバレてしまった。その時、ぶりっ!ぶりりり!ボブッぶりぶりっ!!残っていた下痢便が溢れ出した。さらに教室は騒がしくなる
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