第15話

それを聞いたもう一人の学生は

「ヨリコムラサメさんはたしかにこの大学の4年生だしその子に彼がいることもみんな知っている そのことと君が自治会のことを

わざわざ大学に聞きに来た目的はなんなのだ!」と詰め寄り睨んだ


ヨリアキ「実はヨリコさんを彼氏の束縛から解放させたいのです」

青年たち「そんなん付き合っている彼氏彼女の関係を見知らぬあんたがあれこれ言うのはおかしいちゃうか?」

「わざわざ大学まで来て仲のいいカップルの横恋慕しに来たのか?おかしなこというね君はバカじゃないか!」

ヨリアキ「彼女は自分の未来まであの彼氏に囚われ妥協させられているのです」

青年1「君は彼女のこと好きなのか?彼女とはどういう関係なのかね?」

ヨリアキ「僕は彼女が住んでいた長岡京のアパートの向かいに住んでいます 彼女と最近知り合って彼女からいろんな話するようになりました

 それに彼女の部屋に時折泊りに来る彼氏のことも知っています」

青年2「それをしっていてどうしてムラサメさんを探しに来たのか?」

ヨリアキ「彼女は、、ありえないかもしれないですが もしものことがあったり彼女が自殺したりするようなことになってはいけないので助けに来ました」

青年2「その彼女の彼が虐待でもしてるとというのか?そんな話は彼女から聞いたことないぞ!誰から見ても仲の良い恋人だぞ」

ヨリアキ「自治会の皆様から見たらそうかもしれませんが ヨリコさんの彼氏は彼女に

”愛人バンクで働いていたお前を助け出したのは俺だしお前はもう俺がだれと結婚しても俺がお前をもう引き取るしかない”と

いって彼女は洗脳され性奴隷状態なのです そんなことゆるされますか?彼女に過去にどんな過ちがあっても

それを理由に彼女の未来まで束縛して奪うなんて 誰もできないはずです」

ヨリアキ「僕はそんな彼女をどうしても 助けたくてその彼氏に”彼女と別れろ”といったのですが 彼女は彼のマンションに引っ越し逃げたのです」


それを聞いた青年たちは 一応の驚きを見せ お互いに顔を見合わせうなずいた 

そしてしばらく沈黙が続いた

青年1「わかった本人たちにそれぞれに話を聞いてみる調査してみてそれが本当なら処分する 結果は2週間後ここに聞きに来てくれ」

ヨリアキ「どうかお願いですヨリコさんを助けてください」といって二人に頭を下げた

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