第8話

京都の夏は暑いこの長〇京市も 降るような湿気と太陽に照らされて地面から沸き立つような暑さの中 

蝉の声が波打つように昼下がりを響き渡っていた

ヨリアキ「ふ~~っ熱いなぁエアコンない部屋はつらいよ また頭でも洗うか?」そういってヨリアキは夜勤で昼間寝ていたが暑さで

目が覚めるので台所で頭を洗っていた すると窓越しに部屋の前のベランダの下に人影が見えるので何気なしに見ていたが目を

凝らしてその人の動きを見ていた

ヨリアキ「おや?向かいの子がだれかを部屋に入れている やっぱり彼氏か?今日は学校から早く帰ってきたんだな?」

そして夕暮れになったのでジュンは明日の朝に夜勤から帰ってきたときにも出すように備えて一部を1階に降りて

 川のそばにある収集箱に入れるため ごみを分別していた

すると後ろから声がかかった

「ヨリアキさん手伝いましょうか?私ごみ少ないのでまとめてあげますよ」振り向くとヨリコがいた

ヨリアキ「あ?いや~~っいいです」

ヨリコ「はい大丈夫私に任せて」

ヨリコはそういいながらヨリアキの手に持っていた缶やペットボトルのごみを手際よく取り分け分別銘柄札にある樹脂箱に入れた

ヨリアキ「ありがとうヨリコさん 俺ね分別がよくわからないんでアパートや近くのおばさんたちによくしかられるんだ」

ヨリコ「ヨリアキさんまた来週ごみ出すときは私に声かけてね」

ヨリアキ「うん」

ジヨリアキ「ところでヨリコさんもう彼氏は帰ったの?」

ヨリコ「うん 彼は自治会の集会があるので多分夜にはまた帰ってくると思う」

ヨリアキ「あれ?ヨリコさんは彼氏と今同棲してるのかな?時たま彼氏を見かけるけどまだ一緒に住んでいないんだ」

ヨリコ「彼は京都市内でマンションで一人暮らしなの私のところに来るのは私の様子見るためなの」

ヨリアキ「ヨリコさんの様子を見るためにだけに大学の帰りにわざわざこの長岡京にくるんか?泊っていくときもあるんやろ?」

ヨリコ「ええ週末は必ず泊って行っていくけど翌朝には大学でレジュメを書きや集会準備するため彼は早くここを出るわ」

ヨリアキ「ヨリコさんの彼って忙しいんだ大学の授業以外にもたくさんすることでもあるの?」

ヨリコ「彼は自治会の幹部なので土日休みもないわ 私のとこに来るのは休憩に来るような感じ、、」

ヨリアキ「ふ~~ん 彼氏とどこかに遊びに行くとかおいしいものを食べ歩きとかしないの?」

ヨリコ「いいえそんな時間無いと 彼はいつも言っているわ」

ヨリアキ「それはもったいないなぁせっかくの大学生活やん 今のうちに楽しまないと 俺なんか社会人になったらなかなか彼女と

遊びに行くことも少なかった ところでこれからまたあの銭湯行く?」

ヨリコ「はい!ヨリアキさん行きましょ」そういうってヨリコは素早く部屋に戻りお風呂に行くためのバッグをもって現れたので

ヨリアキも急いで部屋に戻り着替えやせっけん類をもちヨリコと夕暮れの街角に向かった

そして1時間ほどして再びアパートに戻る前に寄り道をして駅前の繁華街を二人で歩いていた

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