第124話 女神からの警告!
「これが私のスキルなの、本当に?」
「あゝ、それは間違いない、1日一回しか今の所は出来ないけど、毎日やっていけば回数が増えるかも知れないな!」
俺の『缶詰』も最初は1個で個数は毎日やって行って、初めて少しずつ出せる個数は増えていった、エディット王女のスキルも同じ部類の物だろう。
「ねえねえ、それともう一つの能力って何かしら?」
自分のスキルが使えると分かれば、更に興味を持つのが人だ。
「イヤ、さっきのユーグの行動で分かった、移動する時はバリアーか何かの空間にいると言うことがね」
見えない壊れない空間なんてバリアーしかないよね!
「あゝそうか、なら逃げて相手と交戦してもバリアーで守られているんだね、安全な所に行って解放されれば良いんだよね?」
そう本当のもう一つの検証、それは行った先での自由行動だ!
守りはバリアーだけど、行った先で何かをするのにバリアーは邪魔になる。
さっき海で壁に当たって出られなかったのもバリアーの影響のはず!
そこで昨日の強制踊りと腕立てだ、休みの硬直もだけれど!
それはきっと明日だろうね、彼女の魔法は1日に1回だと思うよ!
「どうせ今日は魔法を発動しても、移動は出来ないだろう、また明日検証しよう」
もし自由に移動できるなら、もしかすると元の世界に帰れるかも知れない。
俺が考えた瞬間、空からカミナリが俺だけ直撃した、そして目の前が白い空間になる。
何かが浮かんでいるみたいに見える。
「えぇ俺は今、死んで天国に来たの?」
すると浮かんでいる雲みたいな物が、段々と女性の形となって来る。
「貴様せっかくのんびりと暮らせる様に、食べる物に困らぬ能力を与えたのに! それに何故他の人に協力をしているのよ!」
貴女は何者なんです、もしかして女神様か何か?
「貴様が、働き過ぎで死んだから、今度はのんびりと暮らせる様にしたのに、何故他の転生者の協力をしているのよ、もう一度過労で死にたいの!」
人に協力して、死んだ? あゝ少しずつ思い出して来た!
俺のお人好しの所為で、皆んなに色々な事や書類を押し付けられて、会社の机からグズれる様に下に落ちて、床に? その後の記憶が無いや、ここで死んだんだ。
「思い出した様ね、転生者って良い奴も悪い奴もいるのよ! 前と同じ事になりたいならこれ以上は言わないわよ、ここで縁を切って上から見ているわね」
俺は凄い勢いで首を振る、ブルブルと。
「良い、転生者の能力は強力なのよ、もし開花した能力を使われたら、貴方の望む未来は無くなるからね、それだけは注意しておくわね、忠告よ!」
「待ってください、他にも転生者っているんですか?」
目の前の女神は頷く。
「元々貴方の側に居たけど今はいないから安心して、上手く貴方を逃してあげられたからね、ただ向こうが貴方の能力に気がついたら配下に置く事を考えるわよ、気をつけてね、それじゃまたね! そうそうカミナリで火傷してるけど、缶詰の食べ物でも食べれば治りは早いわよ、アロエとかね」
「俺の缶詰って、ポーション効果があるんですか?」
目の前の女神は考える。
「ほら病は気からて言うでしょう」
それって田舎のばあちゃんの知恵みたいなもんだよね!
「それじゃ、下が騒がしいから、元に戻すね! くれぐれも他の転生者のスキルの協力をしない様にね、バイチャ!」
そして意識は戻り、何故か周りが騒がしいよね!
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