第107話 王様書面に書いたら消せないよ!

少しすると、俺たち2人を起こす侍女さん達、お城の人達だね。


そしてコンテナハウスを仕舞って、坑道の外に出る。


外の建物の近くで、看守さんと騎士さん達が話し合っているけど、俺はその中に入らずに、クレアと共に馬車の中に。


「クレア落ち着いてくれる、俺が此処にいる事はよく分かったね」

泣くクレアを落ち着かせて、事情聴取する、何故此処が分かったか?


「ええとグス、マサシ様がいつ迄も戻らないので、心配で王城に行き王妃様と面会しました。

聞くともうとっくに帰ったと聞かされて、まだ今だに領に帰って来てないと言いましたところ、すぐにマサシ様安否対策本部が立ち上がり、手の空いている者達に命令が下され、聞き込みの結果、此処で服役していると、でもそれって冤罪ですので、釈放して頂きたく王様に言いました所、すぐに書類を書いて頂き此処に来ました」

こんな時には、王様頼りになるねー!


「本当にお怪我もなく、良かったです」

するとドアが叩かれる。


「クレア殿、看守と話は付きました、マサシ様の冤罪と教えまして、此処でマサシ様が掘った金属は全て、マサシ様の物となります、あと貴族を冤罪で投獄した事で、王妃様より、謝罪と賠償を渡すように言われてます、何か欲しい物はありますか?」

クレアは俺を見る、俺の返答待ちだね。


何で俺にすぐ慰謝料として何かをくれるんだろう? 普通なら文書か謁見してからもらう物だろうに……あゝ謁見すると俺に謝ることになり、問題が大問題になるからか! 王女の婚約者を免罪で鉱山に送って働かせたら、色んな所に皺寄せが来るから、此処で手打ちなんだな。なら何を貰うか!


「俺が掘っていた鉱山の権利を貰いたい、クレアそれで良いか聞いてくれる」

クレアと騎士さんは看守と話し合う、まあくれないなら要らないけど、ミスリル鉱石が出るんなら、俺が貰っても良いよね!


そして話し合いの結果、全ての鉱石は俺の領に順番に輸送してくれる事となった。

王様が書面で、出来る限り条件を飲むように書いてあったからだ!


「なら今回の事は水に流す事で、王城に報告して下さい! それで俺達は領に戻ります」

俺が言った途端に、慌て出す侍女長さんと騎士さん達!


王様が出来る限り条件を飲むと書面に書いたのだ! 後で王妃様達に怒られるのは王様で俺には関係無いはず。


「何を言ってもこちらには書面がありますからね! そうだついでに婚約の破棄と王城からの登城要請も今後は受けないから、もう王都には来ないのでそれも追加!」

貰える条件は何個か分からないけど、条件は飲むと王様が言ったんだ、なら言える事を欲しい物を全て言っておこう!


その後は、俺とクレアはそのまま馬に二人乗りで領に戻った!














  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る