第1話 浮上への応援コメント
「【相互感想】時には殴り合ってでも、作家として成長したい方へ。」の企画から参りました。
まず最初に正直な第一印象からお伝えすると、
本作は「物語」というよりSF設定資料集として読む感覚が強く、正直かなり読む体力を使いました。
一方で、だからこそ「この作者さん、設定を練る力は本物だな」とも感じています。
良かった点について
特に印象に残ったのは
SFとファンタジー(魔素・魔物)を融合させようとする方向性です。
この軸自体はとても明確で
「この作品はどこへ向かおうとしているのか」という期待は、実はかなり正しく提示できていると思いました。
また、設定の緻密さ――
AIの役割分担、時間経過、文明崩壊から再構築までの流れなど
「細部まで考え切る力」は
確実に作者さんの武器になり得るものだと感じます。
この密度は、後々の展開で強い説得力を生む素地になるはずです。
読者目線で気になった点
一方で、Web小説の読者目線に立つと
情報提示が連続する構成が最大の離脱ポイントになりやすいと感じました。
多くの読者は、まず
「ストーリー」や「キャラクター」に興味を持ちます。
その前段として設定を長く提示されると、
どうしても
「設定集を読まされている感覚」になり、ストレスが先に立ってしまいます。
これは単なる「好み」や
「相性」だけの問題ではなく
設定を物語の中に落とし込めていない、構成上の課題だと思いました。
どうすれば、より心を掴めるか
もし編集者の立場でアドバイスするなら、、
この第1話には、最低限「物語の芯」や「視点となる存在」が必要だと思います。
冒頭のHello worldやログ演出から
作者さんがプログラミングやAIへの理解を持っていることは伝わってきますし
「人格を与えたくないAI」を描きたい気持ちも分かります。
ただ、今の構成だと
“感情を持たないAIの歴史書”を読んでいる感覚が強い。
それならいっそ
「感情があるように振る舞う人格プログラム」としてAIを描き、
ログを“出来事として体験させる”形にした方が、圧倒的に読みやすくなると思います。
また、記録ログ形式自体は面白いので
第1話では量を絞り
必要なタイミングで、必要な分だけログを差し込む構成にすると
読者負担はかなり軽減されるはずです。
あとがきについて
正直に言うと
あとがきでの作者さんの自己否定的な言葉は、
読者の没入感を削いでしまっており、損をしていると感じました。
作品の外側で作者の心情を語るよりも
物語そのものに自信を持って委ねた方が
結果的に読者の信頼も得やすいと思います。
総評として
本作は
商業・Web向けにするなら改善点がかなり明確であり
同時に「続きをどう描くのか」は正直気になる作品です。
SFを土台にしたファンタジーが始まる予感、
そして登場人物たち自身はそれをSFと認識していない世界――
その期待の置き方自体は、すでにきちんと機能しています。
だからこそ、
この緻密な設定を「物語としてどう体験させるか」を磨いていけば、
一気に化ける可能性を感じました。
厳しめになりましたが、
「殴り合って成長する」企画趣旨への敬意として、率直に書かせていただきました。
今後の展開、楽しみにしています。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。まずあなたのような人に出会えた因果に感謝を。
あなたのおかげで明確に何をすべきが、どこが足りていないかを知ることができました。私は常日頃から、「読者の目線になって」自分の作品を一度俯瞰してみることに重きをおいていました。
しかし、それはあくまで私のかんがえる読者であり、「私と異なる価値観を持った人間」ではないからこそ、あなたのようぬにしっかりと率直な意見を持って企画とはいえ、純粋に深く物語を観察し、その上で他者からみた私の作品の印象を明らかにしたくださったことに深い感謝を捧げます。
参加してよかったと心の底から思いました。最高の考えを、ありがとう。あなたの期待と、その上で思い、ここに書き記してくれたことをしっかりと活かしたいと思います。
重ね重ねになりますが、今回は私の作品にとても貴重で大切な文章をいただき、ありがとうございました。
拙く、読むのも耐え難いようなもの(設定が連続してしまって)でしたが、必ずや他のご指摘いただいた点もを改善いたします。そのうえでいま一度自らの作風を見つめ直してみようと思います。
返信が遅くなり申し訳ありません。私自身、どれほど簡素にまとめてある文章に対しても読むのに時間がかかったり、文章全てに込められた意図を理解するのに手間取ってしまうもので少々返信が遅くなってしまいました。
しかし、あなたのくださったこの文章にはそれを置き去りにするほどの衝撃でした。しっかりと、「物語に対する熱意」が伝わってきました。ここまで詳しく、かつ精細に書いていただきありがとうございました。
多少文章の乱れはありますが、つい興奮のあまり少々どころでなく取り乱しております。お許しを。
あなたの「物語に対する熱情」はとても美しい。これからも大事にしてください。素敵な意見を、ありがとうございました。
追記:さすがに今すぐは直せる余裕が時間的にないのでちょっとばかし遅くなります。
第1話 浮上への応援コメント
自主企画より読み返しに参りました。
うーん、専門用語が多い……!
なんだか、面白そうなのにとっても損してる気がします。
あらすじやキャッチコピーもそうですが、書きすぎor書かなすぎで折角の題材が生きていない感じがします……もったいない。
少し減らせる専門用語は減らしてみたら一気に良くなりそうだなあと思いました。
企画への参加ありがとうございました。
同一作品での再参加も可能です。
またのご参加お待ちしております。
作者からの返信
初めての小説ということもあってだいぶ詰め込みまくったのでその分ちゃんと説明はできたない感じですね
そこへ至るまでのプロセスというか導入がうまくないので
ご指摘ありがとうございます
追記:2025/08/21 1話に新規情報開示とともに修正を加えました。
編集済
第2話 覚醒への応援コメント
企画から失礼します。
遅ればせながら、企画へのご参加、ありがとうございます。以前にご感想を頂いてからかなり時間が経過してしまいましたが、これからよろしくお願いします。
1話の文字数がとてもボリューミーなので、今回はここまで読んだ感想を、率直に述べさせて頂きます。
◯プロローグとしてどうか?
まず初めに頭に浮かんだ言葉は、『チャレンジ精神旺盛だなぁ』というものでした。
始まりの、システムの起動の描写とかは、何かを参照にしたとしてもなかなかできることじゃないと思います。
ただ、本作はそれが悪い方に作用してる気がします。具体的に言うなら、あなたが、読み手があなたの作品をどう受け取るかを意識出来ていない文章構成になってしまっているような気がします。
以下、そう思えてしまう要素です。
・1話から専門用語みたいなのばかりだと、ほとんどの初見さんは逃げてしまう。実際、私は企画でなければ逃げてました。
・2話冒頭に脱字あり。初っ端からこれだと読者は萎えるし、作者が作品に込めた思いが誤解されてしまいかねない。これはとても悲しいことです。
・全体的に、丁寧な描写を心がけていることは伝わるが、ある程度コンパクトにまとめることはできそう。
・1話の文字数は、5000程度でも多過ぎるらしい。
◯あとがきが長過ぎ
有名になった作品にも、お礼と今後の流れについて簡単な紹介があることは承知しています。故にそれを真似てみること自体はいいことだと思います。
ただ、読者の方々を楽しませたい気持ちがあるのなら、こういうスペースに愚痴とか自己否定的な気持ちを並べ立てることは控えるべきです。せっかく興味を持ってくれた方の気持ちが冷めてしまう危険性があります。
人生、いろいろあるとは思いますが、せめて近況ノートで吐き出すとか、作品の中に込めるものとしてふさわしいは何か、一度考えてみる機会を、自分に与えてあげてみてください。案外、大きな気づきを得られるやもしれません。
ひとまず、以上となります。
今回指摘した点は、自分自身への課題にも感じられる要素であるため、私としても身が引き締まる思いがしました。お互い、課題は多いかもしれませんが、ポジティブに、楽しみながらやっていければと思います。
こんな感じでよければ、これからもよろしくお願いします。