愛情とはなんなのか。短い中で、ふと問題を提起してくれる作品でした。
車を運転していた主人公。とある道を通った時に「またね、大好き」という女性の声を聞いたという。
そして事故も起こしそうになっていた。
ある女の幽霊が自分に恋慕し、冥界に引き込もうとしていた結果なのか。
それとも、別の意図があったのか。
よくわからない存在から「またね」や「大好き」と言われること。それは間違いなく不安を想起させる。
でも、言った相手の側にあるのはどんな感情か。愛なのか。それとも呪いなのか。
「愛」と一言で口にしても、様々な種類がある。無償の愛もあれば、ひたすら願望を押し付けるだけの一方的な愛もある。
愛情から出る行動でも、巡り巡って呪いと同義になることも。
でも、完全なる無償の愛、「ためを想って」の愛ならば、それは受け入れられるものなのか。
やはりどこまで行っても、「愛」というのは重たいもの。取り扱いが難しくて、よくわからない相手からのものは基本ノーセンキュー。
そんな風に「愛」とかそれを向けられることについて様々なことを考えさせられました。