Monster PandemiX

古賀丸マシカク

エピソード I 運命への旅立ち ☄️ 

プロローグ

 ある日突然、十一体の巨大怪獣が日本のとある町に出現した。


 その怪獣たちは町を破壊しながら練り歩いたが、自衛隊が出動しおよそ二日で討伐された。


 町は壊滅状態であったが、幸いにも犠牲者は少なかった……。



 それからおよそ三ヶ月が経過した頃、世界中で人間が怪物に変異する怪現象が起きた。


 カフェで一緒にランチをしていた女友達が、オフィスで働いていた同僚が、学校の授業中に先生が——。


 彼らは突然頭を抱え苦しみだし、次の瞬間——怪物へと変異したのだ。


 怪物達は、口から謎のウィルスを撒き散らしていた。

 そのウィルスに感染すると、今度はたちまち人間から異形な怪物モンスターへとその姿を変えた。


 それは連鎖的に広がり世界はまたたく間に地獄絵図と化した。



 そして人々はこう言った——。





「これはモンスターパンデミックだ」と……。

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