第1話
『ふぁああああああ』
ね、ねむい。
まあ、眠たい理由は昨日も徹夜でゲームをしていたから。ゲームをやめるタイミングがわからなくなり結局朝までやっていたのだ。
それにしても瓶底メガネはとても見にくい。
もともと視力はいいのでこれは伊達メガネである。
黒髪ロングの瓶底メガネ。地味な格好をしているおかげで誰も近寄ってこない。
まあこれも作戦の内、この1年ちょっと揉め事もなく平和にすごせている。
ここはとても有名な不良校なので
とてもメイクの濃いお姉様方とチャラチャラした目つきの悪いお兄様方しかいない。
その中で平々凡々地味を貫いてる私は少し浮いてしまっている。
怖い。
だから私はまだ誰とも…
「あっ、おはなちゃんおはよう。」
喋ったことは………
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