第32話
嘘でしょ。ほぼ最上階じゃん!何階まであるかは知らないけど上から数えたほうが早い階数なのは確かだ。
ほんとに何者なの、
「ねえ、」
あたしの呼び声に反応する4人。
「なぁに?」
「どうかしたか?」
ほぼ同時に返答する美緒と疾風の顔を見ながら
「あなた達何者なの?」
今まで疑問だった事を聞いた。
美緒は1人キョトンとした顔をしていたけど他の3人は面白そうに笑った。
そして、
「それは、俺らのトップに聞いてくれる?」
結局答えてくれることはせずに疑問を残す言葉をあたしに贈った。
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