凜檎の旅路
黒山羊
第1話
登場人物紹介
植田 凜 うえだ りん
今作の主人公であり中学生2年の13歳、頭はいい(?)が体が貧弱
凜→林檎→凜檎という感じにあだ名がつけられていたが最近は植田と呼ばれてる。
八木橋 亜生 ヤギハシ アオイ
第二の主人公的ななにか。植田の友達で同い年、植田を非常食だと思っている危険思想の持ち主でバスケ部の幽霊部員。頭悪い。友人には八木と呼ばれてる
_____________________________________
ある日、植田が散歩していた時の横から居眠り運転のトラックが突っ込んできた。
「植田あぶない!」
友人の八木橋が植田をかばって死んだ。
トラックに跳ね飛ばされる前に八木橋が植田を突き飛ばしたのでトラックにひかれたわけでわけではないが突き飛ばされてガードレールに頭をぶつけて死亡した
目を開けるとそこには木がたくさん生えた森にいた。
「ここはどこ、わたしはだれ?」
植田はあたりを見たが、木がたくさん生えている景色しか見えなかった。
なんでおれこんなところにいるんだよ。
ていうかさっきまでどこにいたかわかんねえんだけど、え?もしかして迷子になった?いや、普通森の中で迷子になんねーだろ。ていうかここ日本なのか?とりあえず回りをあるいてみるか
三十分後
「おーい植田―」
「その声は八木か?」
「植田くんここどこなんだ?」
「知るかよ、お前はこの森に来る前の記憶ある?」
「あるよ、トラックにひかれた記憶が」
「え、もしかしてここ天国か?」
「あれ、でもなんでおれ天国に?・・・あ、八木に突き飛ばされて死んだんだ。」
「おのれ八木橋――許さんぞ」
「どうせトラックにひかれて死んでたんだからいいでしょ」
「よくねーよ(#^ω^)」
「もしかしたら転生したんじゃね?」
「なにをばかなことを言っているんだ八木、そんなことあるわけねーだろ(笑)」
「ジョークだよ、まあ試しにステータス」
「ウィン」
「え?」
目の前に黒い画面のようなものがあらわた
八木橋 種族アース・ヒューマー「3」
状態 普通
Lv:1/30 HP:15/15
MP:2/2 AT:10
DF:10 素早さ:15
SP: 0 ランクF
特性スキル
【転生者】【神の声】
通常スキル
【剣術Lv1】【ステータス】
称号スキル
【転生者】
「は?」
二人とも思考を数秒停止した。
「八木のステータスなのか?」
「たぶん俺のだな、植田もやってみろよ」
「ああ、ステータス」
「ウィン」
またしても黒い画面のようなものがひらかれた」
「さてと、俺のステータスは・・・」
植田 種族アース・ヒューマー
状態 普通
Lv:1/30 HP:10/10
MP:10/10 AT:1
DF:5 素早さ:10
SP:0 ランクF
特性スキル
【転生者】【神の声】【斬撃魔法Lv1】
通常スキル
【ステータス】
称号スキル
【転生者】
「斬撃魔法か・・・なんか強そうだな」
「いいなー植田おれなんて剣術Lv1だぜ、植田の方が全然強そうだ」
「でもどうやって使えばいいんだ?」
「詠唱とか?」
「でも詠唱知らないし・・・」
「植田君適当に力をこめてみたら?」
「そうだな、一回やってみるよ」
手に力を込めて振り下ろす。
その時に力を体外に出すイメージ・・・
「斬撃!」
「スパッ!」
植田の手から弧を描いた斬撃が木にあたり、傷をつけた。
「植田すげー、それって威力調整できんの?」
「分からない、練習してたらできんじゃね?」
「いいなー俺も魔法使いたいなー」
「異世界ならスライムとかいそうだしレベリングしようぜ」
植田はその時思った、これから俺の無双人生のスタートなのでは、と
しかし、植田たちは後から地獄をみることになるとは思っていなかっただろう
「よし、もう一発・・」
その時植田の視界がぼやけ、足元がふらっとした。
なんだ?体に力が・・はい・・らな・・・い
「おい!植田!」
「ぺちぃんん!」
「ごへええ!(いてええ!)」
「なにすんだ八木!いまのでHP削れた気がするんだが」
「いやーいきなり植田が倒れたからどうしたんかなーって、まあ生きてるからいいか」
「なんで俺倒れたんだ?」
「さあ?つかれてんじゃねーの」
「一回ステータス、できれば数値の部分だけ」
植田 種族アース・ヒューマー
状態 普通
Lv:1/30 HP:10/10
MP:1/10 AT:1
DF:5 素早さ:10
SP:0 ランクF
「あれ?なんかスキルが省略されてる」
『これはスキル神の声の効果です』
「え、あそういやそんなスキル持ってたな」
「植田誰と話しているんだ?」
「神の声と」
「へー、そいつはアシストとかができんのか?」
『はい、できますよ』
「うわっしゃべった、テレパシーみたいだな」
「便利なスキルー」
「聞きたいことがあるんだけどMPが
減るとどうなんの?神の声さん」
『前の植田さんのようになったり吐き気や頭痛などに襲われます、』
「そうなんだ」
「じゃあ植田はさっき魔法のつかいすぎで倒れたってことか」
「でも俺一発したやってなかったよな」
「植田一日に約一発しかつかえないってことかよ、雑魚だな」
「魔法も使えないやつに言われたくないね」
「どうして、俺は魔法がつかえないんだよー!」
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