分与主義レポート

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第6話

それから、この分け与える文化は錠はあるが鍵はいらないという現象を生んだようです。


家や部屋であれば、いきなり入らないでという意思表示であり、倉庫や宝石箱であれば不用意に戸や蓋が開くことを防ぐためであり、決して盗難防止の意味はないのです。


だから、いつでも誰でも錠を外すことはできます。また、留守でも玄関錠をかける人はほとんどいません。


回顧につづく

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