その一瞬、その刹那


スターダムにのし上がっていく若き天才に立ち向かうのは布団相手にサンドバッグ(ミット打ち? シャドウ?)をするそれほど目立つボクサーでもない主人公。
8勝2敗なら十分凄いとも思いますが、だからこそやってきた千載一遇のジァイキリ・チャンス。

スポーツものや格闘モノなどの好きなところはやはりこういう緊迫感のある勝ち負けが決まる瞬間。読んでいる方も緊張感が高まって思わず拳を握ってしまいます。
願わくば勝ってくれ! 
と期待しましたが、そこで勝たせないのが冬野先生らしい(?)ところ。

負けてもなおある爽快感。
みなさんもぜひご一読を。