2026年3月6日 20:19
一度きりの聖夜への応援コメント
🌿上田さん🌿仙台に住んでいた頃に誰かから聞いた「光のページェントのたくさんの輝きの中に一つだけあるピンク色の煌めきを見つけることのできた二人は結ばれる」という言葉。私は毎年のように恋人とクリスマスを迎えることを夢見ていた。けれど、いつもクリスマス前に別れを告げられる。20歳の冬、人生で初めて異性を意識して。目で追いかけ、独り占めしたくて、欲しくて仕方が無くなった。私は本能のままに積極的にアプローチをしたけれど、告白する勇気がなかった。そんな私に想い人の母親や叔母が背中を押して「ビシッといけ」と声をかけてくれた。付き合い始めたのもつかの間、私は見を隠さなければならなくなった。見つかれば何をされる分からない。一生、ボロ雑巾のように使われるか或いは。現場で知り合った人の家に匿ってもらい、怯える日々のなかで恋人の存在だけが支えだった。私を探す手が近ずいてくる、恋人の元へも探りが入り「きょう、探しに来てたよ」と恋人から聞くと心臓がはねた。「さようなら」の冷めた声を聞いたのは、二ヶ月後のことだった。こんなに苦しい環境にいる私を簡単に突き放すのかと怒り、憎しみ、悲しくなった。 「相手を信用しきらんかったお前も悪いんじゃねぇんかや。お前が不安にさせたんじゃねぇんかや。相手を恨んどってなんになるや、これからお前が人間を磨いて見返してやれ」と叱責しながらも背中を叩く親方の言葉に涙を流すことをやめた。それからは、人を憎まず、恨まず、妬まず、蔑まず、見下さず、驕らないと心に決めて自分磨きをした。振られて数ヶ月経った頃に新しい花が咲いた。毎晩、長電話をして、仕事中も時間があればメッセージを送った。SNSで知り合った相手、顔も分からないけれど相手の好意でお盆に実家へ泊まりにいった。五泊六日をあたたかい家族に囲まれて過ごし、生まれて初めて体を重ねた。そして、恋人と共に過ごす時間がこんなにも尊く、こんなにも幸せなのだと知った。「クリスマスにさ、仙台の定禅寺通りにいこう。 泊まりに来てよ。光のページェントを見に行こう」そう声をかけた。約束をした。それなのに私はひとり寂しく手酌酒で眠りについた。交際する人は全員、結婚を前提を伝えた上で交際していた。ご家族への挨拶もしていた。それなのに、いつも八ヶ月で振らるのだ。夢に見たクリスマス、光のページェントは遂に叶わなかった。私が未熟だから。私が恋人を不安にさせたからだ。私はなにも成長していないのだろう。ーー上田さんの小説を読んで、私の過去と重ねてしまいました。とても切なく、寂しく、どうしようもないくらい苦しくて涙が止まらない主人公の気持ちが痛いほど感じ取ることができました🍊
作者からの返信
KankitutoSpice様こんばんはコメントありがとうございます🧡以前、noteに書いた詩をショートストーリーにしてみました。あの聖夜を越える聖夜は、後にも先にもなくて、彼と過ごしたあの聖夜だけ、という何か救いようのない展開になってしまいました。美しすぎる思い出は、時の経過とともに切なく感じますね。実は私も昔、仙台に住んでたことがあるんです。偶然の一致に驚いてます。切ない過去の恋愛、教えてくれて ありがとうございます。話しの続きは、後でまたメッセージ送りますね!😊
一度きりの聖夜への応援コメント
🌿上田さん🌿
仙台に住んでいた頃に誰かから聞いた「光のページェントのたくさんの輝きの中に一つだけあるピンク色の煌めきを見つけることのできた二人は結ばれる」という言葉。
私は毎年のように恋人とクリスマスを迎えることを夢見ていた。けれど、いつもクリスマス前に別れを告げられる。
20歳の冬、人生で初めて異性を意識して。目で追いかけ、独り占めしたくて、欲しくて仕方が無くなった。私は本能のままに積極的にアプローチをしたけれど、告白する勇気がなかった。そんな私に想い人の母親や叔母が背中を押して「ビシッといけ」と声をかけてくれた。
付き合い始めたのもつかの間、私は見を隠さなければならなくなった。見つかれば何をされる分からない。一生、ボロ雑巾のように使われるか或いは。現場で知り合った人の家に匿ってもらい、怯える日々のなかで恋人の存在だけが支えだった。私を探す手が近ずいてくる、恋人の元へも探りが入り「きょう、探しに来てたよ」と恋人から聞くと心臓がはねた。
「さようなら」の冷めた声を聞いたのは、二ヶ月後のことだった。こんなに苦しい環境にいる私を簡単に突き放すのかと怒り、憎しみ、悲しくなった。
「相手を信用しきらんかったお前も悪いんじゃねぇんかや。お前が不安にさせたんじゃねぇんかや。相手を恨んどってなんになるや、これからお前が人間を磨いて見返してやれ」と叱責しながらも背中を叩く親方の言葉に涙を流すことをやめた。
それからは、人を憎まず、恨まず、妬まず、蔑まず、見下さず、驕らないと心に決めて自分磨きをした。
振られて数ヶ月経った頃に新しい花が咲いた。毎晩、長電話をして、仕事中も時間があればメッセージを送った。SNSで知り合った相手、顔も分からないけれど相手の好意でお盆に実家へ泊まりにいった。
五泊六日をあたたかい家族に囲まれて過ごし、生まれて初めて体を重ねた。そして、恋人と共に過ごす時間がこんなにも尊く、こんなにも幸せなのだと知った。
「クリスマスにさ、仙台の定禅寺通りにいこう。 泊まりに来てよ。光のページェントを見に行こう」
そう声をかけた。約束をした。それなのに私はひとり寂しく手酌酒で眠りについた。交際する人は全員、結婚を前提を伝えた上で交際していた。ご家族への挨拶もしていた。それなのに、いつも八ヶ月で振らるのだ。
夢に見たクリスマス、光のページェントは遂に叶わなかった。私が未熟だから。私が恋人を不安にさせたからだ。私はなにも成長していないのだろう。
ーー
上田さんの小説を読んで、私の過去と重ねてしまいました。とても切なく、寂しく、どうしようもないくらい苦しくて涙が止まらない主人公の気持ちが痛いほど感じ取ることができました🍊
作者からの返信
KankitutoSpice様
こんばんは
コメントありがとうございます🧡
以前、noteに書いた詩をショートストーリーにしてみました。あの聖夜を越える聖夜は、後にも先にもなくて、彼と過ごしたあの聖夜だけ、という何か救いようのない展開になってしまいました。
美しすぎる思い出は、時の経過とともに切なく感じますね。
実は私も昔、仙台に住んでたことがあるんです。
偶然の一致に驚いてます。
切ない過去の恋愛、教えてくれて ありがとうございます。
話しの続きは、後でまたメッセージ送りますね!😊