一生懸命に何かに取り組むあまり結果に拘泥してしまう人に読んで欲しい。

実際に天岩戸を開いたのはタヂカラオノミコトだけれど、タヂカラオノミコトだって天照大神さまがチラっと戸を開けてくれなければこじ開けようがなかった。

わくわくさせて外を観させるだけの魅力がアメノウズメノミコトにはある。

人間の幼い男の子の目を惹くことなんて朝飯前でしょう。
わくわくさせて、楽しめたらそれでいいのだと、きっとアメノウズメノミコトの信念だろう言葉を送って現世に戻してくれて。

貰った言葉をお守りに男の子も楽しくて大切な思い出を得ることができた。
優しい神様ですね。

900字と短いのに中身のあるあたたかい物語でした。

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