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  • 第1話への応援コメント

    メタバース・思考実験的なSFを久々に見かけましたが、最後のぞくりとする感覚が素晴らしいですね。

    現実だと思っている事象が、本当なのか(自己信念ではないのか)? その思考は、世界は本物なのか。世界を、現実を疑え。そう言った内容と捉えました(哲学的思考から捉えたに過ぎないので、解釈違いでしたらすみません)。
    観察者の見る、彼の視点といったフィルター越しの世界のみが『世界』なのか。将又全ては本物で、この小説すら実態を書き著しているだけに過ぎないのか。
    どちらにせよ、読み進めるうちに様々な思考を巡らせられる作りとなっていて、非常に面白かったです。

    『世界は現実に成り立っている事態のみを告げる、真理関数である』。
    どこか、そんなルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの論理的哲学論考を想起させますね。

    作者からの返信

    往雪さん
    カクヨムデビュー後の初コメントをありがとうございます!

    仰る通り、少しでも見方を変え違う角度から自分の思い込みや常識を疑うきっかけになれば嬉しいとは思っています。
    まあそうは言ってもそんな大層なものでもないんですけどね(笑)
    メタバースが現実だったとして、現時点では受け入れることのできる人の方が少数派だとは思いますし。

    最近は「4次元とは、3次元に時間の概念を加えたものである」という思い込みが浸透していることに疑問を感じています(笑)
    そして時間という概念を「確かに存在する」と思い込まされているのかもしれない。

    などと夢想しています。

    また変わった切り口のSF短編をアップしたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    編集済