「【自己紹介企画】自分にだけ通じる創作論15の質問」にお答えいたします

祐里

回答

1.自己紹介と好きなジャンル。


創作開始からもうすぐ2年の祐里ゆうりと申します。

好きなジャンルは……何だろう……

読み手としては、怖いモノ(特にグロ怖)以外何でも好きですが、年を取るとともにはっちゃけラブコメ的なものが苦手になってきているかも。

読むのにカロリーを使うので。


2.書くのが得意なジャンルは?


一番は現代ファンタジー、二番目に現代ドラマです。

現代ファンタジーは本当に書くのが楽ですね。

日常に溶け込んでいるファンタジーを書くのが好きなんです。

現代ドラマは現実との齟齬がないように書かないといけないので気を遣いますが、これまでいくつも書いているのでまあまあ慣れました。


3.逆に苦手なジャンルは?


ミステリー、ホラー、男女間の恋愛、SF。

多い、多いよ……(泣)

ミステリーは叙述トリック以外きっと無理でしょう。

トリックこすられすぎなんよ(泣)

ホラーは、そもそも怖いのが苦手なので……。

自分で考えられるわけがないのです。

男女間の恋愛は、何だか書いてると恥ずかしくなってきて「ぎゃああああ!!!」と叫んでしまうので、無理です(泣)

SFは『サイエンス』フィクションですからね……。

私、完全文系なので!


4.文章・構成・展開・描写・人物・etc……どの要素が一番得意? もしくは自分の持ってる才能を教えて。


先日Twitterでアンケート回答を募ったところ、文章力が一番、そのあと構成力、表現力、発想力と続くという結果が出ました。

他に得意なのは、色彩の表現を取り入れて書くことでしょうか。

文章の中に色名を入れて、場の状況などをわかりやすくしたい派なので。

作品の雰囲気によって和色名だったり洋色名だったり、いろいろ変えて書いています。

あ、そういえば、お話を書くために取材して、それを咀嚼する能力があると言われたことがあります。

やったね!(うれしい)


5.得意な作品構成は1話完結・短編(1万文字前後)・中編(10万文字未満)・長編(15万文字未満)・大長編(15万以上)?


得意なのは1話完結と短編ですが、約11万文字の長編から書き始め、更に約16万文字の大長編を書き、そのあと短編ばかり書いているというおかしな作者だったりします(笑)


6.いつもどんな小説の実戦や勉強をして作家レベルを上げてる?


実戦。

「実践」ではなく「実戦」ですね。

そこはまああれですよ、公募への挑戦。

公募で落選したら「ギギギ……!」と悔しがります。

基本的に挑戦したがりだったり、挙動が戦闘民族っぽいです。

おかしいな、非戦闘民族のはずなのに。


あと、目に映るものを頭の中で三人称の文章にします。

何でもいいんです。

スーパーでレジ待ちしている間に目に映る人やものを、頭の中で文章にしてみたりなど。

また、ずーっと昔からのクセなのですが、読んでいる小説の文章を頭の中で自分風にアレンジしたりします。

プロ作家の書籍であろうが何であろうがお構いなしにやります(笑)


7.キャラクター・設定・シナリオ・文章表現・etc・何を重視して小説を書いてる?


作品によって違います。

恋愛メインのお話など、完全に登場人物の性格や見た目などの設定を決めて書く作品の場合はキャラクターになるのでしょう。

SFでは登場人物や世界観などの設定をものすごく重視します。

異世界ファンタジーで一番重要視するのは設定とシナリオです。

文章表現は二の次ですね。

重視する項目に合わせればいいだけなので。

 

8.自分の作品の面白さって説明出来る?


作品によって面白さは違います。

よく言われるのは、「ハードボイルド・カッコいい系女子最高」です(笑)

最近では「登場人物の心の機微や空気感を書けている」と評していただけることが多くなったかも。

時代モノを書くときにはできるだけその時代のことを調べるので、そのあたりも面白いと思っていただけるかもしれません。

なお、前述の色彩表現については、特に女性の読み手さんから評価をいただけることが多いです。


9.自分の改善したい問題点、課題は?


うーん……たくさんありますが、「ギギギ……!」ってなるとむやみにいろいろなことに挑戦したくなるので、ちょっと抑えたほうがいいんじゃない? と、自分で思います。

きゅんきゅん恋愛ストーリーを読んで「何でこんなにきゅんきゅんを書くことができるのか! ギギギ……!」、なんかすげえかっけえやつ読んで「何でこんなにカッコよく書けるのか! ギギギ……!」。

そしてきゅんきゅん恋愛に挑戦して爆死、カッコいい系に挑戦して爆死。

ダメダメじゃん……?

これまでいくつも自作品を読んでくださった方々には、改善したほうがいい点は他にあると言われると思いますが(笑)、まあこんな感じで。


10.自分のシナリオは「起承転結」どこが面白くなる?


「起」から面白くないと読んでいただけないので、やっぱ「起」ですかねぇ……。

一番重要視しないのは「結」です!

ダメじゃん!


11.ハッピーエンド派? バッドエンド派?


どちらも読むし、書きます。

作品によります。

ハッピーともバッドともつかないモノも書きます。


12.プロット書く派? 書かない派?


脳内プロット派ですが、長編ではさすがにWindows標準のメモ帳にプロットを書いて作っておきます。

なのに半分くらい無視してしまいます(笑)


13.どれぐらい自分の作品に自信がある?

(★やPV数による客観的視点でも良いし、根拠の無い自信からでも良い。どれだけ自分の作品に自信を持っているか)


自信はいつもないです。

ないけど、自作品はみんなかわいい我が子です。


14.昨今精度を上げてきているAI小説を自分は超えられると思う? それとも相手にしていない?


相手にしていません。

あいつら、自作品読ませるとすぐ誤読するんですよ。

進化のスピードがスゴいからーとか言われていますが、小学生が中学生になるくらいのものでしょう?

義務教育を受けた日本人のほうが賢いんじゃないですかね。

読み手の意識とか登場人物の心の動きとか細かいこと考えていなさそうだし。

極端なことを言うと、AIはバカだけど、バカと鋏は使いようだと思っています。


15.最後に今読んで欲しい作品、評価して欲しい作品を教えて。面白そうだと思うようにPR(レビュー風に)宣伝して。(複数でも可)


二点紹介させてください。


ひとつめ

https://kakuyomu.jp/works/16818093089920846295

すす

第二回人生逆噴射文学賞審査員賞受賞作。

靴下の裏は煤で汚れているけれど、人間の中にはパステルイエローがある。

京子は、そんなかわいらしい色を、もう一度見たかった。

暴力描写あり、残酷描写ありの問題作。(※R-15程度です)


[参考URL]

https://jinseigyakufunsha.hirameki7.site/

人生逆噴射文学賞公式サイト


ふたつめ

https://kakuyomu.jp/works/16817330669465299268

「撫子色の秘密」

中学校二年生の海凪みなは、冬休みが終わっても学校に行かないことに決めた。

両親ともあまり話が合わず、自分だけの世界にこもりきりの日々が続く。

そんなある日、ピアノコンクールで優勝したという美月みつきと出会い、海凪の中の何かが変わっていく――


「煤」は約3400文字、「撫子色の秘密」はジャスト1万文字でどちらもラブなし現代ドラマです。


最後になりましたが、バンブー様、自主企画に参加させていただきありがとうございました。

今後のますますのご活躍をお祈りいたします。


ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

今後とも、迷走しがちな祐里をよろしくお願い申し上げます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「【自己紹介企画】自分にだけ通じる創作論15の質問」にお答えいたします 祐里 @yukie_miumiu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ