##【未知への一歩】天脈山脈への旅立ち

夜明け前の静けさが王都を包んでいた。まだ眠りについている街の中で、北門だけが小さな明かりに照らされていた。六人の旅人が集まり、最後の準備を整えている。


「全員揃ったな」マーカス教授が荷物を確認しながら言った。「出発の時間だ」


俺たちは皆、旅装束に身を包んでいた。実用的な服装で、動きやすさを重視している。各自、必要最小限の荷物を背負い、長旅への準備は整っていた。


「馬車は用意できたわ」シルヴィアが言った。「山麓の村までは乗っていけるわ」


彼女が手配した馬車は質素ながらも丈夫そうな二頭立ての荷馬車だった。運転手はおらず、自分たちで操ることになっていた。


「私が操縦する」オルドリッチ館長が意外なことを言った。「若い頃は馬車の扱いには自信があったものだよ」


他のみんなが驚いた表情を見せる中、彼は楽しそうに笑った。


「人は見かけによらないものだな」ルークが感心した様子で言った。


荷物を馬車に積み込み、みんなが乗り込んだ。俺は最後に振り返り、学院を見た。夜明けの最初の光が、塔の上を照らし始めていた。


「さあ、行こう」俺は決意を新たにして馬車に乗り込んだ。


オルドリッチ館長が手綱を取り、馬車は北門を抜けて王都を後にした。朝霧の立ち込める街道を進む馬車の音だけが、静寂を破っていた。


---


初日の旅は比較的平穏だった。街道は整備されており、天候も良かった。オルドリッチ館長の馬車操縦は予想以上に巧みで、揺れも少なく快適だった。


「さすがですね、館長」エリナが感心した様子で言った。「本当に上手いです」


「ありがとう」館長は少し照れたように頷いた。「若い頃は色々とやっていたものでね」


馬車の中で、マーカス教授は地図を広げ、旅程について説明していた。


「今日はほぼ一日かけて山麓の村、アルデンヒルに到着する予定だ」教授は地図上の小さな点を指さした。「そこで一泊し、明日から山道を登り始める」


「アルデンヒルは遺跡探索者たちの中継地点として知られている」シルヴィアが付け加えた。「必要な装備も揃えられるはずよ」


「でも気をつけないとね」エリナが慎重に言った。「結社のスパイもいるかもしれないわ」


「ああ」俺は頷いた。「目立たないようにしないとな」


馬車の窓から見える景色は次第に変わってきた。王都近郊の農地から、より自然豊かな丘陵地帯へと移り変わっていく。遠くには、天脈山脈の峰々が霞んで見えていた。


昼食時、彼らは道沿いの小さな休憩所で一休みした。そこで地元の旅人たちと言葉を交わし、最近の山の様子を聞いた。


「山の奥は危険だよ」年配の商人が警告した。「最近、怪しい連中が出入りしているって話だ」


「怪しい連中?」ルークが興味を示した。


「ああ」商人は声を潜めた。「黒い衣装を着た一団さ。何か探しているみたいだが、地元の者には近づかないようにしている」


俺たちは視線を交わした。明らかに「黒翼の結社」のことだろう。


「いつ頃からですか?」マーカス教授が自然な感じで尋ねた。


「二週間ほど前からかな」商人は肩をすくめた。「アルデンヒルに拠点を置いているようだが、詳しくは知らん」


この情報に、一行の緊張感が高まった。結社はすでに動いており、しかもアルデンヒルを拠点にしているというのだ。計画の変更が必要かもしれない。


「どうする?」ルークが小声で尋ねた。「アルデンヒルを避けるか?」


「それは難しい」オルドリッチ館長が答えた。「あの村は山への唯一の安全な入口なんだ。それに、必要な補給もある」


「正面突破は危険すぎる」シルヴィアが心配そうに言った。


「変装するしかないな」俺が提案した。


「そうだな」マーカス教授が同意した。「普通の旅行者のふりをして村に入り、必要なものだけ手に入れて素早く立ち去ろう」


計画を練り直し、彼らは再び馬車に乗り込んだ。午後の旅路は、より慎重になった。結社のスパイが街道にいる可能性も考慮し、会話は最小限に抑えられた。


夕方近く、馬車は小高い丘を越えた。そこから見下ろすと、谷間に小さな村が見えた。アルデンヒルだ。石造りの家々が並び、中央には小さな広場がある。村の背後には天脈山脈の壮大な姿が迫っていた。


「到着だ」オルドリッチ館長が馬車を止めた。「ここからは注意深く行動しよう」


一行は変装のため、旅装束の上に別の外套を羽織った。マーカス教授は髭を少し整え、オルドリッチ館長は帽子を目深に被った。シルヴィアは髪を帽子に隠し、目立たないようにした。


「よし、行くぞ」マーカス教授が先頭に立った。「普通の旅行者として振る舞うんだ。分かれて行動しよう。教授と館長は宿を取り、シルヴィアとエリナは食料の補給を。レインとルークは装備の確認を」


全員が頷き、それぞれの役割を確認した。


「日没後に『銀の月』という宿で落ち合おう」教授が最後に言った。「気をつけるんだ」


俺とルークは村の西側にある道具屋を目指した。夕暮れ時の村は、意外と活気があった。多くの旅人や地元の人々が行き交い、小さな市場では取引が行われていた。


「思ったより人が多いな」ルークが小声で言った。


「山への出発点だからな」俺は周囲を警戒しながら答えた。「様々な目的を持った人間が集まるんだろう」


道具屋に着くと、店内にはすでに数人の客がいた。登山用具や地図、ランプなどが所狭しと並んでいる。店主は中年の頑丈な体つきの男で、客に山道の案内をしていた。


俺たちは必要な装備を確認し始めた。より丈夫なロープ、防水加工された寝袋、そして山道用の靴など。


「本当に『風の都』を目指すんですか?」


突然、背後から声がかけられた。振り返ると、若い男が立っていた。20代半ばといったところで、風変わりな服装をしている。


「何のことだ?」ルークが警戒して答えた。


「いや、すみません」男は慌てて謝った。「考古学者のクレイグと申します。あなた方の会話から、古代遺跡に興味があるのかと思って」


俺たちは警戒を解かなかった。このタイミングでの接触は偶然とは思えない。


「ただの山歩きだよ」俺は淡々と答えた。「遺跡なんて知らないな」

「そうですか」クレイグと名乗る男は少し残念そうな顔をした。「もし遺跡に興味が出たら、村の『銀の月』で見つかりますよ。私も宿泊しているんです」


その宿の名前に、俺とルークは一瞬顔を見合わせた。それは集合場所のはずだった。


「考えておくよ」俺は曖昧に答えた。


クレイグは何かを言いかけたが、店の入口で騒がしい声がした。振り返ると、黒い外套を着た三人の男が入ってきた。彼らの冷たい目つきと威圧的な態度に、店内の空気が一変した。


「結社の連中か…?」ルークが小声で言った。


「たぶんな」俺は静かに応じた。「目を合わせるな。普通に買い物を続けよう」


黒衣の男たちは店内を見回し、何かを探しているようだった。彼らは店主に何かを尋ね、店主は恐れるように頭を振っていた。


クレイグは急に緊張した様子になり、棚の陰に身を隠した。彼も何か事情があるようだった。


「おい、何を隠れている」黒衣の一人がクレイグの方に歩み寄った。


「い、いえ、何も…」クレイグは震える声で答えた。


男は荒々しくクレイグの腕をつかみ、外套のポケットを探った。そして、古びた羊皮紙のようなものを取り出した。


「これは何だ?」男は冷たく尋ねた。


「た、ただの地図です」クレイグは弱々しく答えた。「研究用の…」


「嘘をつくな!」男は声を荒げた。「これは古代の文書だろう。どこで手に入れた?」


クレイグは言葉につまり、恐怖で体を震わせていた。


俺はルークに目配せした。このまま見ていることはできない。だが、正体を明かすわけにもいかない。


「すみません」俺は平凡な旅人を装って男たちに近づいた。「お店の中で騒ぐのはやめていただけませんか?皆さん迷惑しています」


黒衣の男たちは俺を見た。その目には軽蔑と疑念が浮かんでいた。


「お前に関係あるのか?」リーダーと思われる男が言った。


「いいえ」俺は冷静さを装った。「ただ、静かに買い物がしたいだけです」


男はしばらく俺を見つめ、それからクレイグを見た。


「お前は運がいい」男はクレイグに言った。「今日は見逃してやる。だが、その地図はいただく。そして、もし古代の遺跡に関する情報を持っているなら、自分から申し出た方が身のためだぞ」


クレイグは黙って頷いた。男たちは地図を持って店を出ていった。


緊張した空気が少し和らいだ。


「ありがとう…」クレイグは俺に感謝した。「あの人たち、最近村を仕切っているんだ。何か古代の遺物を探しているらしい」


「危ないところだったな」ルークが言った。「あいつら、何者なんだ?」


「村では『黒の商人団』と呼ばれているよ」クレイグは声を潜めた。「二週間ほど前からここに来て、古代遺跡の情報を集めている。でも実際は…」


「結社の一味だな」俺は思わず口にしてしまった。


クレイグは驚いた顔で俺を見た。「知っているのか?」


「いや…」俺は言い訳しようとしたが、クレイグは理解したように頷いた。


「やっぱり、君たちも遺跡を探している」彼は小声で言った。「正直に言ってくれ。私は本当に考古学者なんだ。あの連中とは違う」


俺とルークは顔を見合わせた。信用していいものか判断に迷う。


「ここでの話は危険だ」俺は決断した。「宿で会おう。そこで判断する」


クレイグは頷いた。「わかった。でも気をつけて。あいつらは村中に目と耳を持っている」


彼は俺たちに小さく会釈すると、店を出ていった。


「信用していいのか?」ルークが疑わしげに尋ねた。


「わからない」俺は正直に答えた。「だが、もし本当に考古学者で、結社について知っているなら、役に立つかもしれない」


二人は必要な道具を購入し、店を後にした。日は完全に落ち、村は夜の闇に包まれつつあった。街灯が一つ一つ灯され、宿や酒場からは明かりと人の声が漏れていた。


慎重に『銀の月』という宿を探し、そこへ向かった。宿は村の中心から少し離れた場所にあり、二階建ての古い石造りの建物だった。看板には満月の絵が描かれている。


中に入ると、暖炉の火が心地よい温かさを放つ共同ホールがあった。数人の客が食事をしたり、酒を飲んだりしていた。幸い、黒衣の男たちの姿はなかった。


「お、レイン、ルーク!」


エリナが暖炉近くのテーブルから手を振った。彼女とシルヴィアはすでに食事を始めていた。二人は近づき、席に着いた。


「どうだった?」エリナが小声で尋ねた。


「必要なものは揃えたよ」俺は答えた。「だが、ちょっとしたトラブルがあった」


俺は黒衣の男たちとクレイグのことを手短に説明した。エリナとシルヴィアは驚いた表情を見せた。


「村全体が結社の監視下にあるのね」シルヴィアが心配そうに言った。


「ああ」ルークが頷いた。「明日の出発も気をつけないとな」


「マーカス教授とオルドリッチ館長は?」俺は尋ねた。


「部屋を取りに行ったわ」エリナが答えた。「この宿は満室に近いらしく、二部屋しか取れなかったの。私たちは四人一部屋よ」


「まあ、一泊だけだし問題ないだろう」ルークは肩をすくめた。


食事を終えるころ、マーカス教授とオルドリッチ館長が戻ってきた。二人も村の状況について気づいていたようで、緊張した面持ちだった。


「上の部屋で話そう」教授は小声で言った。「ここには耳が多すぎる」


一行は食事を終え、階段を上って二階の部屋へと向かった。部屋は質素だが清潔で、四つのベッドと小さなテーブル、暖炉があった。


「結社の存在は予想以上に大きい」教授は扉を閉めると、すぐに話し始めた。「彼らは村全体を支配しているも同然だ」


「村人たちは恐れているようだ」館長が付け加えた。「結社は武力で威圧し、遺跡への案内を強要しているらしい」


「彼らが何を探しているかはわかりますか?」エリナが尋ねた。


「詳しくはわからないが、どうやら『星の杖』だという噂だ」教授は答えた。


「ヴィクターの言っていたものだ」俺は思い出した。「星の門を開くための鍵になるものらしい」


「出発計画を変更する必要があるな」館長は窓の外を見ながら言った。「明日の朝、村人たちが起きる前に出発するのが良さそうだ」


「でも、その前に」俺は言いよどんだ。「クレイグという考古学者に会うことになっています。彼は結社のことを知っていて、何か情報を持っているかもしれない」


「クレイグ?」教授は眉をひそめた。「用心したほうがいい。罠かもしれん」


「わかっています」俺は頷いた。「でも、もし本物なら役に立つかもしれません」


しばらくの議論の末、クレイグに会うことになった。しかし、全員ではなく、俺とマーカス教授、シルヴィアの三人だけが下に降りることになった。他の者たちは部屋で待機し、何かあれば即座に助けに来ることになった。


三人は共同ホールに降りた。夜も更け、客の数は減っていた。暖炉の前のテーブルに、クレイグが一人で座っていた。彼は三人を見ると、小さく手を振った。


「来てくれたんだね」彼は安堵したように言った。「友人も連れてきたのか」


「ああ」俺は簡単に二人を紹介した。「で、話というのは?」


「ここではまずい」クレイグは周囲を見回した。「外に出よう。私の隠れ家がある」


三人は警戒しながらもクレイグについて行った。彼は宿の裏口から外に出て、村の外れにある小さな小屋へと案内した。


「ここなら安全だ」クレイグは小屋に入ると、ランプを灯した。「結社の目は届かない」


小屋の中は考古学者らしく、様々な地図や文書、発掘道具で溢れていた。壁には天脈山脈の詳細な地図が貼られていた。


「私は本当に考古学者なんだ」クレイグは自己紹介を始めた。「王都の歴史博物館から派遣されて、古代文明の研究をしている。半年前から、この村を拠点に調査を続けていた」


「『黒翼の結社』について知っているのか?」マーカス教授が直球で尋ねた。


クレイグは驚いた表情を見せたが、すぐに真剣な顔になった。


「ああ、知っている」彼は頷いた。「彼らは古代アストラリス文明の力を復活させようとしている秘密結社だ。二週間前から、この村に現れた」


「なぜここに?」シルヴィアが尋ねた。


「彼らは『風の都』への入口を探している」クレイグは壁の地図を指さした。「伝説によれば、七つの星の印が刻まれた門があるという。彼らはその門を開ける方法を必死で探している」


「星の杖とは何だ?」俺が尋ねた。


クレイグは一瞬驚いたが、すぐに答えた。「古代の文献によれば、星の杖は門を開くための儀式に必要なものだ。それは『風の守護者』が持っているとされている」


「風の守護者?」三人は同時に尋ねた。


「ああ」クレイグは頷いた。「伝説では、各都市には守護者がいて、都市の秘密を守っているという。風の都の守護者は、都市の入口近くに住んでいるとされているが…」


彼は言葉を切り、ためらうように三人を見た。


「何だ?」俺は促した。


「君たち…本当に何者なんだい?」クレイグは慎重に尋ねた。「なぜ風の都に興味がある?結社と同じ目的なのか?」


三人は顔を見合わせた。どこまで真実を話すべきか判断に迷う。


「私たちは結社とは違う」マーカス教授が言った。「彼らが古代の力を悪用しようとしているのを止めるために来た」


「それだけじゃない」俺は決意して言った。「俺の両親は…この山で命を落とした。結社に殺されたんだ」


クレイグの表情が変わった。彼は同情と理解の色を浮かべた。


「そうか…」彼はしばらく考え込んだ後、決断したように言った。「私は君たちを信じよう。そして、力になりたい」


彼は机の下から隠し引き出しを開け、古びた羊皮紙を取り出した。


「これが本物の地図だ」彼は言った。「さっき結社に取られたのは偽物さ。これには風の都への真の道筋が記されている」


三人はその地図を覗き込んだ。確かに、天脈山脈の複雑な道筋が描かれており、特定の場所に七つの星のマークがあった。


「これは…」シルヴィアが息を呑んだ。


「そう、七つの星の印が刻まれた門の場所だ」クレイグは頷いた。「ただし、一つ注意が必要だ」


「何だ?」俺は尋ねた。


「この道は危険だ」クレイグは真剣に言った。「山には古代の守護獣が住んでいる。そして、気候も変わりやすい。十分な準備なしでは行けない」


「私たちには準備がある」マーカス教授は自信を持って言った。「そして、経験もだ」


「それなら」クレイグは決心したように言った。「私も一緒に行かせてほしい。この研究は私の人生だ。風の都を自分の目で見たい」


三人は再び顔を見合わせた。信頼できるだろうか?しかし、彼の知識は確かに役立つ可能性がある。


「仲間と相談する必要がある」俺は慎重に答えた。「明日の朝、決断を伝える」


「わかった」クレイグは頷いた。「夜明け前に、村の東門で待っている。来るなら来てほしい」


彼は地図を俺に手渡した。「これを持っていくといい。もし私を信用できないなら、これだけでも持っていってくれ」


俺たちは小屋を後にし、宿へと戻った。道中、三人は小声でクレイグについて話し合った。


「信用できると思うか?」シルヴィアが尋ねた。


「完全には言い切れないが」マーカス教授は考え込むように言った。「彼の話には一貫性があった。そして、貴重な地図を惜しげもなく渡したことも、彼の誠意の証かもしれない」


「俺もそう思う」俺は頷いた。「彼を完全に信じるわけじゃないが、彼の知識は役立つかもしれない」


宿に戻り、残りのメンバーにクレイグとの会話を報告した。


「危険は承知の上で」オルドリッチ館長が意見を述べた。「彼を同行させてもいいと思う。ただし、常に警戒は怠らないことだ」


「私も賛成」エリナも頷いた。「彼の知識があれば、山での道筋も明確になるわ」


「俺は反対だな」ルークは腕を組んだ。「信用できる保証がない。罠かもしれないぞ」


議論は長引いたが、最終的には彼を同行させることに決まった。ただし、重要な情報や計画については知らせないこと、常に行動を監視することを条件とした。


「それでは」マーカス教授が締めくくった。「明日の夜明け前に出発する。今夜はしっかり休むように」


全員が頷き、就寝の準備を始めた。窓の外には満天の星が輝いていた。それは古代の星の継承者たちも見上げた同じ星空だった。俺は左手の痣を見つめた。微かに青く光っている。


「明日から、本当の旅が始まるんだ」俺は心の中で思った。


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