竹のように、僕ら
第9話
僕たち二人が並んで座ってる画(え)が
帰りの地下鉄の窓に映るのを見て
あの頃の夢が叶ってることを知る
同じ事になりそうさ…何をやっても
ワクワク新しい気持ちになれなくて
いまひとつ自信を持てないでいる僕
君が灯した最後の線香花火は
長く輝きながら落ちていった
この僕もそんなふうに
あぁ 生きられるだろうか
どうしても繰り返すだけになりがちな日々
「今はね、少し楽しんでみようと思う」
それはきっと君にとっての“旅”になるだろう
ごめんね、僕の勝手な勘違いなら
君は僕との時間を増やすことに積極的
夢のような話さ、でもこのままの自分じゃ…
『竹はもたれ合うことなく伸びてるが
その葉で互いを守ってる』君の言葉さ
そんな二人になれたら…
あぁ なれるんだろうか
夢はどんどん大きくなってく…
2003.9.18
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます