俺の上司は織田信長/カドカワブックス10周年記念長編コンテスト最終選考に進出!『愛知県豊明市、今の呼称は尾張国・桶狭間です。』 「桶狭間!永禄3年5月19日って織田信長が今川義元を討ち取った日だ!」

砂町銀座

第1章

第1話 だから何処なんだここ?



この物語は5月24日から毎日投稿しています。

頑張ります目次レビューからの★★★と作品フォロー宜しくお願いします。





2082年3月1日


東京都江東区大島

国立武道体育大学附属高校



織田 隼人はやと

「よっしゃー!うるさい3年生とも今日でサヨナラだ!これで部活も学校生活も伸び伸び過ごせるぞ。」



長谷川 じん

「おい隼人、卒業式だからまだ先輩達その辺にいるぞ。そんなデカイ声出すんじゃね~よ!こっちまで巻き添え喰うだろ」



本多 大和やまと

「相変わらず隼人の先輩嫌いは徹底しているな。そこまで行くと尊敬に値する。」



「仕方ないだろ俺は実力主義だからな。たかだか1~2年先に生まれたぐらいで、自分より弱い奴に媚び売るなんて馬鹿らしい」



「まあ確かに2年連続インターハイ制覇の高校柔道無差別級王者様に勝てる人間は、武術の名門武道大附属にも居ないからな。」



隼人

「お前だって2年生で初の剣道高校日本1のタイトル取ったじゃないか」



「あれは優勝候補筆頭の権藤先輩が、右足骨折で棄権したからだ。隼人の日本1とは価値が違うんだ…」



大和

「仁よ、そんなに卑下する必要は無いぞ。西日本剣道界1の遣い手、大阪一心を破った決勝戦の籠手は見事な1本だった。真剣なら相手は手首から先を失っている。」



「…大和褒めてくれるのは嬉しいけど、何でいつも真剣に例えるんだ?

銃刀法違反で逮捕されるぞ…」



「教育心理学で"褒めたら伸びる子"をピグマリオン効果と言ってな、単純な仁にはその方が良いと思ったまでだ」



隼人

「ギャハハハハハーー

褒めたら伸びる子、仁く~ん

今日もカッコいいでちゅよw」



「こら隼人!調子のんなよ。

今日は竹刀だけじゃなく木刀も持ってるから、お前の脳筋頭を割るぐらい朝飯前だぞw」



隼人

「なんだと!いくら幼馴染みのお前でも、裸締めで落としてフルチンで都営新宿線大島駅前に放置するぞw」



「狂犬隼人に単細胞仁よ、来月から高校3年生になるんだ。少しは高校生王者らしく武道の品格を身につけるんだな」



そう言うと本多大和は教室の隅にあるモップの柄を握り超高速で振り回すと、額で押し合いながらガンを飛ばしあう2人の間わずか3cmの隙間に寸止めする。



隼人&仁

「「・・・・・」」



大和

「これが我が家の家宝・蜻蛉切とんぼきりであれば、2人の喉笛は引き裂かれている。ああ~真剣での立ち合いをしたい!今すぐにでも」



隼人&仁

「「出た!デンジャラス本多、命のやり取り病!」」



その時、本多大和の気配が変わった。

「おかしい……卒業式は終わったのに、何故俺たち以外誰も教室に戻って来ないんだ?」



隼人

「そういえばそうだな?でも終わったら1度教室に戻りHR後に解散って言ってたよな?」



「ああ俺もそう聞いたぞ。」



「何やってんだみんな」

と言いながら隼人が教室のドアを開けたのだが…



「これは??何で??」



「どうしたんだ?」

大和と仁が隼人の開けたドアの外を見る。



「「なっ!!何故?森の中??」」



東京江東区・地下鉄都営新宿線大島駅前、広大な敷地内にあるはずの国立武道大附属高校。



教室から見えるはずの新大橋通りは影も形も無く、うっそうと繁った深い森のような、山のような?



東京の江東区で生まれ育った3人にとって全く見当がつかない。



織田隼人

「だから何処なんだここ?」


ーーーーーーーーーーーー


第1話なので取りあえず主人公・織田隼人と2人の親友の紹介。



来月から国立武道体育大学附属高校の3年生。3人揃って2mの大男で下町のトリプルタワーと呼ばれている。



織田 隼人

210cm 150kg・体脂肪5%

この巨体で100m=10,8秒で走り筋肉ヒグマの愛称を持つ。

柔道2年連続インターハイ王者



尾張出身の曾祖父が東京で海洋港湾土木を営む"織田組"を創業。



現在売上げ5,000億・社員3,500名の

織田マリン・コンストラクションを経営。現社長は父親の織田信政で柔道有段者である。



極高の身体能力に抜群の運動神経。

仁と2人でと呼ばれ、小6で1都3県の中学生から狙われるが全て返り討ちにしてきたw



高校1年のクリスマス後に悲恋を味わい、今もその人を思い続け数あるアプローチを全無視している。



尾張で織田?そうです、祖先は織田信長の庶兄(側室の子)織田信広である。


*****


長谷川 仁

200cm 90kg

高校2年生で剣道高校日本1のタイトル持ち。隼人と同じ江東区北砂出身。

実家も徒歩3分で兄弟のように育った幼馴染み。



家は都内で有名な老舗焼肉店・鬼平を砂町銀座商店街で営んでいる。



伯父の長谷川 宣以のぶたねは、警視総監の要職に就きながら墨田区本所で12の師範も勤めている。



鬼平犯科帳・火付盗賊改役・長谷川平蔵を祖先に持つ。


*****


本多 大和

200cm120kg

武道大附属高校・槍棒術部主将

高校1年16歳で初参加した全日本槍棒術大会で史上最年少優勝を飾る。



現在全日本2連覇中。実家は江東区亀戸で門下生2,000人を誇るを経営、大和は長男で本多忠勝の子孫である。



全国模試で常に5位以内に入る文武両道イケメン武道家。但し筋金入りの戦国時代マニア、命懸けの真剣勝負に憧れているデンジャラスマン。



この3人がこれから戦国の世でどうなってしまうのか?まだ作者にも分かりません。



【この物語の本質は、まだ公開してませんが(笑) 146話・ほっかいどーーー!!かと。前後を読んでいなくても理解できるエピソードです。

小説の読み方としてはあまりお勧めしませんが一応報告まで】

★★★くださーい m(_ _)m


CMです!

2025年8月1日より

作者の新作公開しています。

(転生三刀流プレイヤー!!)

↓↓↓↓↓クリック宜しく

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全ての高校球児に捧げる物語。

野球詳しくない、興味が無い方にも、読んでもらえる内容にしています。


現在ストック貯めるため必死に執筆中(汗)

織田巨人おだなおと少年の成長物語。

どうぞよろしくお願いします。

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