KACの新たなお題が出ましたが、こちらの作品は同時応募で「女性向けマンガ原作コンテスト」に出されております。受賞された暁には間違いなく女性読者様に、ベッドの中で23時に読んで貰いたいです。
さて、今回のお題は、書き出し指定「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」です。このお題を見た瞬間、私は間違いなく運営様は「ホラーよ、こいこい(笑)」と、狙っているだろうなと推察致しました。
最も設定されるのは、奇数の「9回目」という所から、区切りの良い10回目、不吉な13回目に何かが起こると言う設定でしょう。1回目の夢から少しづつ不吉が色濃くなるのが王道です。
又、トリッキーな書き方をするのならば、10回目に謎の言葉を残し、実は最初だったり、不吉な4回目に本当に怖い事が起こっていて、語っている主人公が実は死んでいるという様な叙述トリックでしょうか。その他にもこの癖の強いお題ならば、様々な内容が思い浮かびます。
あっ、私はホラーが怖いので書けませんけど(笑)。
さて、本作はどのような仕上がりか。ネタバレになるので私から言える事は「非常に完成度の高い物語である」という事です。
拝読し終えた瞬間、ぱっと、私には様々な設定や続編の構想が浮かびました。これだけの刺激を読者に与えると言う事だけでも、その素晴らしさが伝わるかと思います。
お勧め致します。
あっと言う間に読み終えるかと思います。お楽しみ下さい。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)