第8話 脈絡ないけど『中学生って残酷』だよね1
只の独り言なので前後の繋がり無視します。
何となく思い浮かんだこと。
その中で何故か中学生の頃のことがよみがえってきた。
つい先日懐かしい友からのLINEで久しぶりに会話?
お互いの近況など交わしたわけですが。
実はわたくしの中学からの同級生のオカダ君、その人でした。
彼は今学校の先生をしておるのですが。
実はあの時私は彼に大いなる嫉妬心を持っておりました。
いまだにLINEのみとはいえ付き合いのある彼。
実際に会えたのはもう数十年前ですが…
当時はともかく今はマジで尊敬しております。
格好良かったのですよ、彼。
当時無茶苦茶デブだった私には彼がスッゴク格好良く、そしてその飄々とした立ち居振る舞い、同じ男として羨ましく思ったものです。
※※※※※
当時私たちの通っていた学校。
今でもあるのかは知りませんが茅ケ崎市立鶴峰中学校。
あの当時同級生は非常に多く、確か1学年11クラスあったと記憶しております。
しかも昭和後期のあの時代。
恐ろしい事に全校の生徒のうち、約3割がいわゆる不良。
男の子が4割?女子が2割?
マジで怖かったことを思い出していました。
まあね。
全員がそうではないとは思うけど。
とにかく髪を染めたり指定ではない学ランを着ていたり…
真面目と言うか、金がなさ過ぎてそういう事に興味を割けなかった私はドノーマルの学ランだったけどね。
(中3に上がってすぐ、奴等に絡まれ…右腕のところ破けたまま卒業まで過ごしたのは今ではいい思い出です…く、悔しくなんてないんだからねっ!!)
コホン。
さらには当たり前にいる暴力教師、コホン、指導を強化している先生?
ええ、ええ。
部活の時なぜか竹刀で殴られましたけど?!
今なら考えられないよね。
ハハハ。
何はともあれわたくしとそのオカダ君。
同じ卓球部に入部したのでした。
なぜ卓球部か?
それは運動部で、一番楽だと、勝手に思っていたからです。
そしてすぐに後悔に包まれた。
あの当時。
卓球ってめっちゃマイナースポーツで。
令和の今では結構テレビも動画も上がっているけどさ。
あの当時はマジで陰キャのスポーツ?みたいな認識だったのですよ。
いや、マジで頑張っていた人たちゴメン。
でもさ、そう言う認識だったのは間違ってないと思っておりました。
しかし我が中学の卓球部。
恐らく似たような思いで入部した新一年生。
確か男子だけで33人?
運動部で一番多い入部希望者がいたのです。
そして始まる地獄の筋トレの日々。
わたくし当時めっちゃ太っていたので…
何と腹筋運動、一回も出来なかったのです。
毎日死んだような目で鍛える日々。
そして日に日に脱落していく同級生たち。
なぜか先輩と言う絶対者に目をつけられた私。
それはそれは丁寧にたっぷりしっぽり鍛えていただけました。
腹の上に乗られ、足上げ腹筋をしながらの熱唱。
長い廊下を手押し車での5往復。
意味も解らず校庭を走らされ忘れられた日々。
おかげでわたくし。
中1の終わりには20キロ以上痩せ、腕立ても腹筋も軽く100回以上はできるまでに鍛えていただきました。
もちろん今はできないよ?
はは、は。
何はともあれそんな異常な部活。
原因は顧問だった。
ねえヤマグチ先生?
お元気ですか?
試合中に蹴られたお腹、痛かったなあ。
竹刀で殴られ眼鏡割れちゃったけど…弁償してくれなかったよねえ?
過ぎたことだけどね。
うん。
まあ何はともあれあの当時はそういう事、普通でした。
マジでカオスだよね。
※※※※※
まあね。
その先生、実は野球部の顧問上がりで…
さらにはガチガチの昭和気質、つまりは『根性』と言う先生だった。
関東では珍しい関西弁を使うその先生。
技術の先生で、授業は面白い先生だった。
でもね。
「何をやるにもまずは体力や。お前ら、走って来んかい!!」
そう言われ毎日5キロ走らされ…
「素振りや。球技は素振り!おらっ、ビンを持てっ!」
砂の詰まったガラス瓶を持たされ…
「サインや。サインを作るで」
ルールで禁止されているサインを無理やり作り協会と喧嘩する。
えっとですね?
僕たちやっているの卓球なのですが?
まあね。
あの当時、先生の理不尽は当たり前で。
さらには不良の多くいる学校で、真面目に部活に出るのはいい子ちゃんばかり。
だからね、逆らえないのですよ。
そんな中立ち上がるオカダ君。
ああ。
マジでカッコいい。
わたくし女だったら惚れちゃうね。
そして事件は勃発したのだった。
※※※※※
因みに。
後で聞いた話なのですが。
我々1年の時の3年生、どうやら性格の悪い人がいたようで。
『アイツらいつ辞めるか賭けようぜ』
だったらしいです。
あー。
だからめちゃくちゃ扱かれたのね、わたくしたち。
ごめんね先輩?
わたくししっかり最後まで在籍しましたよ?!
3年の夏最後の大会が終わったとき。
同級生7人のみでしたけど?
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