米軍、グリーンランド侵攻
米大統領は支持率回復のため、再度の侵攻を
アメリカがグリーンランド侵攻を決定したのは、米大統領の支持率が十パーセントを割った頃だった。
グリーンランドの選挙では、CIAがアメリカへの編入を推進する候補者を生み出そうと工作したが、残念ながらグリーンランド人のプライドが勝利した。
CIAは政府効率化省によって人員を多く削減されていたため、工作しようにも、有望な人材はすでに立ち去った後であった。いくら米大統領が命令しても、工作は不可能であった。
グリーンランドへの工作は、グリーンランド人のプライドを傷つけただけでなく、デンマーク本国の不評も大きく買った。
そのせいかデンマークは、F‐35の交換部品やサポートがなくなったことも考慮し、将来的に運用を停止し、欧州で開発されている戦闘機計画、GCAPや、FCASの開発が完了後その購入を決定した。
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米大統領は、米軍でグリーンランド侵攻を開始した。
そのやり方は酷いもので、ステルス爆撃機、戦闘機でグリーンランドの都市やインフラを爆撃した。そして多くの民間人が死傷した。
デンマーク空軍とNATO軍は迎撃を試みたが、質、量、共に米軍優位は変わらず、それらの迎撃機をすり抜けて米軍は爆撃をおこなった。
続けてグリーンランド近海に展開した、米艦隊から出撃した海兵隊がグリーンランドに上陸、NATO地上部隊が派遣されていたものの、抵抗むなしく、グリーンランドは陥落した。
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