第6話

「なんかお風呂入ってるだなのにさ、思わない?」

「…え?」

「早くシたいって。こんなに大きいし、私満足できそうだし。」

「…そうだね。君のこの柔らかな胸…」

「あっ」

「この首筋…」

「ん」

「この足…」

「ぁ…」

「口の中…」

「んんっ」

「いいね…俺を満足させて?」

「…はぁっもちろんっねぇ、舐めてほしいなぁ?…だめ?」

「いいよ、どこがいい?」

「ぜーんぶ」

「いいよ…」

「ひぁっあ、ねっ、ぁっ」

「ねえ早いよ?逃げないで?ほら…ねぇ」


チュ、と音を出しながら足の付け根にキスを落とせばまた喘ぐ女。


「や、ぁめ」

「だめ、じゃないでしょ?もっとでしょ?…ほら、もうこのまま行こう?」

「うん…」


こんな女が照れた顔を見てもなにも思えない。


俺は約束を守るだけだ。


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