第2話

窓から差し込む月の光が好き


暗闇の中でもまぎれまいと

必死に輝いているその月が


太陽がいなければ輝けないそんな月が


光と闇

太陽と月

白と黒


いつだって相反するものは

背中合わせにそこに存在していて


ひとりぼっちじゃないって思える気がするから


月が輝いている限り


明日も笑えると思って眠りにつけるから

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