夢に見た宇宙へ
なと
目に映る星
人類は遥か昔から、宇宙に目を向けていた。数千年前からある神話に宇宙や星を司る神がいるように、数百年前に学者が地球が球状であることに気づいたように、数十年前についにヒトが宇宙に向けて飛び出したときのように、常に自分達のそばにあり、それであって近付くことの出来なかった宇宙に想いを馳せている。
ある日、地球を見た。頭上にあるそれは、教科書にある通りの、ネットやテレビで何千回と見た姿と同じ「地球」だった。その圧倒的な姿に目を奪われた。そして、次の瞬きと同時に目が覚めた。がっかりだ、夢だった。もちろん分かってはいた。現実でろくな装備もなく地球を頭上に見ることなんてあり得ない、夢でしか起こるわけがない。でも僕はあの一瞬、その全てが現実のように感じていた。
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