溢者
片山大雅byまちゃかり
溢者
僕はこの一年余り、死ぬことばかり考え続けていた。
端的に言うと人生に絶望した。二十代ちょいの若造が何言ってるのかと、嘲笑している姿が目に浮かぶ。
先に言っておこう。これはただの愚痴である。見たくないなら速やかにブラウザバックしてほしい。さらに言うとこれはただの自己満足、ストレス発散で書き殴ったものなので、ケアレスミスはご容赦してほしい。
前提として、僕は溢者である。皆のように普通な事が出来ない。『みんな普通になるために努力してるんだよ』という言葉は聞き飽きた。僕だって努力している。
社会は大きな機械だ。機械の中で、人間が歯車になって生活している。それが普通の人間。僕は、歯車失敗の烙印を何百回、何千回も押されてきた。普通の人間には分かるまい、この苦しみが。
そんな僕が何故、今も生きているのか、それは単に死ぬのが怖いからだ。自殺する度胸もない、僕は臆病者である。出来ることなら苦しまずに逝きたいものだが、おそらくそれも叶いそうにない。
最近、唯一の理解者と言っていい母さんを癌で亡くした。将来は闇の中。本当に辛い世の中だ。
溢者 片山大雅byまちゃかり @macyakari
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