1週間に8日!?と疑問符が頭に浮かんだあなたは健全な判断力を持ち合わせているし、若い証拠!
逆に「おぉ!懐かしい!」と甘酸っぱい思い出と共に青春を思い出した方は同世代!
この小説は、The Beatles の作者が好きなナンバーを選び、それにちなんだ小説が描かれている。基本、擦れてない、良き青春の一コマ。
「おい、なんで、あのナンバーが入ってないんだ!?」と思うところも人によってあると思う。それを愉しむのもまた良い。
この中の小説と相俟って、私が真っ先に思い出したのは、冒頭に掲げた「Eight days a week」。これは、恋する女の子のことが好きで好きでたまらなく、「1週間のうち8日間、キミのことを想ってるよ!」すなわち、寝ても覚めてもずっとずっとキミのことばかり考えてる!って曲。青春ですよねー。あんな人のことを好きになる気持ちって、この先あんのかなぁ?あったら、マズイか!?😅😊😇。
あと、作者と少し会話を応援コメント上で交わさせてもらったが、命さえあれば、ノーベル文学賞の最右翼候補こそ、間違いなくThe Beatles だったろうと思う。Imagine などもあんなに素晴らしいIFがあるだろうか?というぐらい素晴らしい。
この小説を通して、忘れかけていた「青春の1ページ」にどっぷりと戻れたように思う。
Eight days a week を懐かしいと思った方はもちろん、何かこう、デジタルだけでない、アナログの良き時代の話も垣間見てみたい今の世代の方々にも読んでいただきたい作品である。もちろん、その際は、ビートルズのナンバーをかけることをお忘れなく。