ある図書館にあった書物から抜粋した文章

あるるに人を變ふものありけり


其れは鬼の名よりうたい、鬼童丸と称せら

れ、周囲より鬼人として恐れられたり


人を眺むれば傷つけ、犯し、殺めを幾たびも繰り返し給ひける


この悪事を鎮めんと村人は彼を捕らへて鬼道師を招き、鬼として███神社に幽閉し成敗せんとす





この文章を現代文に直すと、


あるところに人を襲うものがいた。


そのものは鬼の名前からとった鬼童丸と呼ばれ、周りからは鬼人として恐れられていた。


人を見つければ傷つけ犯し、殺しを繰り返していた。


この悪行を収めようと村人は彼を捕らえ鬼道師を呼び、鬼として███神社に閉じ込め成敗した。


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