第30話

側近達「司祭様に乾杯」


「う”ぅー」

ワインを飲んだ者達が苦しみ出し、そして、全員息絶えた。


司祭「用済みは、廃棄しないといけませんからね」


冷酷な笑みを浮かべながらそう呟くと、そのまま城への階段を上がって行った。




しかし、一人だけ、飲んだふりをしてこの状況をやり過ごしていた者がいた。


その男は、城の地下から抜け出し、逃げ出した。


そして、森の近くに来た時

「クソっ!この森から王子が帰ってこなければ」と腹いせに火を放った。

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