天才なミュージシャンが称賛されても笑顔一つ見せず、授賞式で何を目的として音楽をしているか訊かれると「報われること」。読み終えたとき、特に作家の方には刺さるのではないかと思います。モノを作り始めた原点に帰らせてくれる。そういう作品だと自分は思っています。