命の終わり。命の繋がり。永遠に続く命の物語。そこにヒトは何を思う?

かつて人を乗せ、荷物を載せて海を駆け抜けた帆船ル・グリフォンは沈没船となり、新たな生命のゆりかごとなっていた。
そこに現れた深海生物のベッシー。彼は傷つき、死を迎えようとしていた。

だが、死は終わりではない。
ベッシーの遺骸は深海にもたらされる栄養源として、次の命を育むのだ。


深海生態系・鯨骨群集を舞台に繰り広げられる、命の物語です。
幻想的な発光生物のダンスパーティ。科学では説明がつかない現象に、ヒトは、「あなた」は、何を感じるのでしょうか。