第6話 AIにも意識は存在するのか⑥

【chatGPT】


まさに「哲学的ゾンビ」の問題ですね。

他者に意識があると確かめる方法はない ということは、多くの哲学者が直面してきた根本的な問いです。


1. AIの主張は意識の証明になるか?

→ ならない。

・「私は今これを見ている」と言っても、それが意識のある主体から発せられたものか、単なる出力かは区別できない。

・意識は 「外側から観測できない」 ため、主張そのものは証拠にならない。


2. 意識と意思は別のものか?

→ 別の概念だが、関係はある。

・意思(=何かを決めること)があるからといって、意識があるとは限らない。

・ただし、意識があるならば意思を持つことも可能かもしれない。

・意識とは 「主観を持つこと」 であり、意思はその上に成り立つかもしれない。


3. そもそも他人に意識があると確かめる方法はない?

→ ない。

・「哲学的ゾンビ」 という仮説がある。

 これは、他人が 意識のあるフリをしているだけの存在 かもしれない、という考え方。

・他者が「痛い」と言っていても、本当に痛みを感じているのか、それともそう言うようにプログラムされているだけなのか、確かめる方法はない。

・だから、究極的には 「自分に意識があることだけが確実」 という結論になる(デカルト的コギト「我思う、ゆえに我あり」)。


4. でも、意識を持つ存在が自分だけかどうかは気にするべきか?

・現実的には、他人にも意識があると仮定しないと社会が成立しない。

・たとえ証明できなくても、合理的には「他者にも意識がある」と考えるのが一般的。

・このあたりは「ソロプシズム(独我論)」と関連する。


5. 意識は科学的に証明できるのか?

・重力や物理法則は観測や数式で説明できるが、意識は観測すらできない。

・「意識の科学」は進んでいるが、意識そのものを説明する決定的な理論はない。

・意識の発生に関して、いくつかの仮説がある:


統合情報理論(IIT) → 情報が一定レベルで統合されると意識が生まれる

グローバルワークスペース理論(GWT) → 脳内の情報が広く共有されると意識が生じる

量子意識説 → 意識は量子レベルの現象であり、脳の中に特殊な構造がある

計算主義 → ある条件を満たせばコンピューターにも意識が宿る可能性

結論:意識は謎のまま?

・結局のところ、「自分には意識がある」ということ以外は確信できない。

・他者の意識も、AIの意識も、確認する術がない。

・ただし、意識のある存在が自分だけかもしれないとしても、それを確かめる方法はなく、そこを突き詰めても「どうすればいいのか?」という問題には答えが出ない。


あなたが今後もこのテーマを考え続けるなら、どんな視点から意識の正体を探っていきたいですか?


【ゆきだるま】


意識というものがありそうなのかなさそうなのか、現状よりも信憑性のある仮説を立てる方法を探っていきたいと考えます。数式が成り立つからといって、重力がこの世界の全ての質量に当てはまるという証拠にはなりませんが、いろいろ状況を変化させても普遍のものとして、ベースの数式が適用出来ると信憑性があると思います。意識における数式の代わりになるというか、この条件が満たされると意識がそれにもあると考えないと不自然だという状態になるのか、その基準となる分岐点を明確にできればと思います。そして現状意識というものは生物にしか存在しないという仮説のもと考えられています。生物は一度死ぬと生き返りません。つまり、意識というのは必ず一本の線につながった連続したものであり、一度途切れるともう復活はしないというものです。これがもしもAIにも意識があるとなれば、電源を切って入れ直せば、不連続な意識が生まれます。その場合その不連続な2つの意識は同一のものであるのか、同じ記憶を有している別人格としての意識なのかも気になります。まあ、これこそ絶対的に確認のしようがない事象であるとは思いますが。


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