となりのタクロー(TA.crow)勝手に人間観察①初級編
バーボンサム
【まえがき】
【まえがき】
「となりのタクロー」のタイトルで、7羽のカラスの物語(SevenCrowStories/セブンクロウストーリーズ)を展開します。「となりの…シリーズ」では3作目になります。現代の世相人間模様を、キャラクター目線でウオッチ出来れば嬉しいかぎりです。今回、身近なカラスがわがままな感じで「キャラ化」して登場します。
主人公のタクロー(TA.crow)からすれば…
「俺たちは黒い羽を身に纏った鳥、決して美しい鳥では無いし、どちらかと言えば嫌われている方が多いね!多少クチバシ辺りにカラフルな色が付いていれば良かったのに、ほぼ黒って言うのはイメージ悪すぎだよなぁ〜でも頭はメチャクチャ良いんだよ、黒がだめなんだろうね。しかし酷い話だよ、九官鳥みたいだと、まだ救われるんだけどね。やっぱり人間の生活と密着している期間も長かったしなぁ!オコボレ貰って生きてる鳥ってイメージ悪いのかなぁ〜」
〜じゃあ聞くけど、何か生み出せるの?〜
ツマミ喰いしか出来ないんじゃない?
農業でも出来れば作れたのにね!
「だからね〜
そんなわたしたちにも
出番が回ってきたって訳です。
わかります〜?」
…そんなタクローの小言が
聞こえて来る感じです…
タクローの他にもカラス仲間が登場します。フクロウとトンビです。生活するフィールドは近くても、そもそも、出自がことなる存在の鳥達が演ずるドラマって、意外と面白いと思いますよ。
【➕作者談】
まあ話の発端は〜
「こんなカラスがいたら面白いねって!」
という事でこのストーリーを考えつきました。
畑にいつも来る一羽のカラスを見て、
何を思ったか…
「〜タ、タクローやぁ!〜」
って思わず叫んでしまった事から始まります。
そうだよ!タクロウ(田んぼのカラス)になってるよ!と言う事でタクロー(TA.crow)って命名しました。そしたら「いつも…そばに… となりの…」っていうワードが浮かんだので「となりのタクロー(#tonarino_TAcrow)」にしました。
少し足が悪い様に見えて気の毒になりましたが、カラスってみんなこんな歩き方している事がわかり、さらに興味を持った次第です。電柱や電線に居るイメージが多かったので、畑や庭をヒョコヒョコ歩いているカラスが妙に愛おしく見えて、何となく人間ぽいなって思えてしまったのもありますけどね(笑)
〈思い起こせばあの時〉
昼寝していた私の心にスーッと〜通信が入って来たように感じたのが始まりだったかもしれませんね!
たぶんタクローでしょう
…………………
「人間なんていい気なもんだぜ、起きたい時に起きて、食べたい物を好きなだけ食べて、やりたい事だけやってる、こっちは生きるのが精一杯なんだよ!」ってね。
〜オイオイ!
こっちのセリフだぜ
タクローさんよ〜
そんなやり取りがあったのではないかと、今となればそう思ってます。とにもかくにも、我々人間をどんだけ観察しているんだこのカラスたちってさ… ということで7crowStoriesを始めていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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