第2話

「ねぇ、一緒に帰らない?」

「あ〜…桜、ごめん!今日は樹ちゃんと帰るから…」

「そ、そっか!こっちこそごめんね!」


私と仲の良かったクラスメイトは、全員彼女に夢中になった。

可愛く、綺麗な彼女の虜になってしまっていた。


ある日、彼女に声をかけられた。

彼女は笑顔で声をかけてくれた。


「桜ちゃん…だよね?今日一緒にご飯食べない?」


彼女の仕草や声、言葉や姿全てが私の中の思い出したくもない思い出の人を彷彿とさせた。

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初恋の人に似ていた 混合酒 @tsumugitsumugi0720

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