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  • 地球が終わる夜に。への応援コメント

    作品を読ませていただきました。
    終末を迎えた世界で、あまりに日常的な時間を過ごす主人公の静かな葛藤がよかったです。

    冷静に終活を考えるも、結局は「何をすればいいのか」がわからず、コンビニでハイチュウを食べ、家に戻ってカレーを作り、ゲームをし、スマホが充電切れになるまで時間を浪費する――。この無為な時間の流れ が、むしろリアルで胸に刺さりました。

    特に印象的だったのは、終末間際に「星空を見上げる」シーンです。
    都心で見たことのない満天の星が、最後の夜に主人公の目に映る。
    この美しさを前に、ようやく「これで終わってもいい」と思う。
    その瞬間こそ、彼にとって本当に「特別なこと」だったのかもしれない と思いました。

    「世界が終わるなら何をする?」という問いに対し、派手な行動を選ばず
    「いつも通りの自分」を貫く主人公の姿は、どこか儚く、共感できるものがありました。
    淡々としていながらも、静かな余韻が心に残る素晴らしい作品でした。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。
    気に入っていただけて嬉しいです