第4話 居心地の良い場所…だがナイショ話は切々とっ!(プロローグ完)
【スタービックス伊勢佐木町店】
根岸線関内駅界隈の伊勢佐木町に属すると言うには黄金町に近い…いわば駅近とは言い難いこのお店が、我が娘
「こんな立地だと
そんな風に言いながら微笑む昔なじみのこの
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「あっ!パパ〜」
「あっ!おとうさま〜」
「あっ!せんせ〜い」
「ちょっと待て!…なんで
店の前で降ろした
放課後とかほざくにはたっぷりと宵闇に浸かった頃、ユニホームから制服に着替えた
「何でって…パワハラな上司が押し付けてきた大量の仕事に目処が立ったので一休みです」
「いや、そこまで言われるほどの仕事頼んでないよね…それに星川の事業所から磯子に帰るのに…こんなとこ寄り道にしても外れ過ぎだろうが!」
「うるさいなあ!どうせ磯子に帰るならせっかくだから車に同乗させて貰おうと思っただけです!ご近所なんだから良いじゃないですか!!」
「…と…言って春ねえってば、アイスラテ一杯で、ず〜っと粘ってるの…頼むからさあ」
「…帰れと?(涙)」
「いや…もう少しお店に貢献して欲しいなあ〜と」
「あっ!せんせ〜い。このシュガードーナツと新しいラテ、ゴチっす!」
「…春…てめえ」
「くすくす…」
「あっ!
…うん…旁若無人な春も、
絶対に敵に回してはいけない女…
「春ねえさま、とても魅力的なご提案ですね。本来なら本日早見家はわたくしが夕食を振る舞うのでご遠慮したいところなのですが…ねえさまにここでお会いするのも百年目!頂戴いたしましょう」
「ち!ちょっとまって
「さあ…どうでしょう?」
「ひ…ひええ」
「…というのは冗談でして…ちょっと相談があるのです。
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―
「悪いな…
「今更だよ(笑)…まあちょうどお客様も少ないしいいよ…それに」
「それに?」
「どうやら向こうの秘密会議の間は、私が
そう言って笑う、この店の店長さん。
「…秀美…」
https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818792435476899345
「…早いね…もう6年か…」
「…ああ」
俺と
「…ねえ、あと数年ではづきちゃんたちも大人になる…そうしたらさ…」
「…それでも、君のお父さんは俺を許しはしないだろうな…」
「…」
「…あ〜あ!…結局、初体験を渡し損かっ!!」
「ばっ!声がでかいっ!
「むつきちゃんだけはあたしに辛辣なんだよね…何か感覚的に掴んでるんだろうけど…今回は大丈夫そうだよ?」
視線の先では、娘ズと後輩が
「…ねえ、
「…さあ?」
―
―
―
「ねえ…む〜ねえ、あたし仕事中なんだよね〜」
「むつきちゃん、あたしも明日も仕事だから、そろそろ帰りたいんだけど」
「二人とも…そんなこと言ってられるのも今のうちですわ」
「え〜」
「聞いて驚け!…ですわ!」
「なんなのよ、む〜ねえ」
「真に由々しき事態ですわ…おとうさまが…おとうさまがお見合いをします!!」
第一章「パパの…お見合い!?」に続きます。
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