自由詩「駅」ひとりスカートはためかせ 駅のホームで泣く君の 涙も拭えず遠ざかる 桜吹雪よ彼女の背に寄り添って
ひとりスカートはためかせ
駅のホームで泣く君の
涙も拭えず遠ざかる
桜吹雪よ彼女の背に寄り添って
主は電車に乗っているのでしょうか。一時の別れなのか、今生の別れなのかは分かりませんが、君はホームで佇み泣いているようです。
今すぐに涙を拭いに行けぬもどかしさ、せめて吹雪く桜だけでも傍にいてあげてくれ、という切な思いを伝えられれば嬉しいです。
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