短歌「春」花吹雪 欠けた心の我が器 満ちよと掲げど零れ桃色

花吹雪 欠けた心の 我が器

満ちよと掲げど 零れ桃色


欠けてしまい、ひび割れた心の器は埋まるときは来るでしょうか。埋まることはなくとも、どうか一時であれど花弁がその輪郭を埋めてくれれば、それはとても幸福なことであると思うのです。

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