書籍化への道

河東むく(猫)

第1話 なろうにて2週間で4作書いた結果

 夢は大きく書籍化、コミカライズ、アニメ化。

 非常に厳しいことはわかっているが、頑張ってみたいと思う。


 ここの記事に限り、正直に書こう。

 あんまり取り繕っても仕方がない。


 小説家になろうで、2月24日〜3月8日の間に、4作の小説の連載を開始した。

 どれも異世界ファンタジーで、いろいろ試しながら書いてみた。



 1作目『なぜか事後展開になってしまう関数型魔法使いの異世界ハーレム旅 〜朝チュンが多すぎるのは仕様です〜』


 まあ……記念すべき第一作で、いま思うといろいろ異世界ファンタジーとして不足している部分が多いな、と感じる。リライトして10万字くらいにすれば、ぎりぎり公募とかにいけるかもしれないが……という作品。

 初日のPVは417pv、累計14ptしか伸びなかった。


 2作目『追放賢者のダンジョン再建記 ~コミュ障の俺が、妹を救うために最強のダンジョンマスターとなる~』


 ランキング上位にあったタイトルだけをパラパラと見て(中身を読まず)、自分が書けそうなものに手を出してみた。個人的にはそんなに悪くはないような気もするが、とにかくPVが伸びなかった。

 初日のPVは366pv、累計は意外と伸びて58pt。ちなみにこれが僕の取った最高のポイント。初日だけじゃなく数日かけて伸びたポイント。他の人にとっては大したことのないポイントかもしれないが、嬉しかった。なんでこんなにPVが伸びなかったのかはわからん。タイトルがよくなかったのか?


 3作目『国を救った最強の英雄なのに荒野に追放された。二年後、戦争に参戦しろと言われたので、報酬として姫の体を所望した。』


 1作目を好きに書いて、2作目はランキング上位の作品に寄せにいったので、3作目は逆にまた好きに書いてやろう、ということで逆に振ってみた。創作論とかにあんまり興味はなくて、とにかくいろいろやってみるのが面白いと思う。

 初日1134pv、累計は36ptになった。とにかくPVがめっちゃ伸びて、これはもしかしたらいけるかも、と思ったのだがポイントが伸びなかった。

 前作の3倍もPVが伸びた原因を考えてみたけれど、もしかしたらタイトルが良かったのかな、と思う。報酬として姫の体を〜みたいな、エロの部分の惹きがあったのだろうか? そして、惹きがあった割に、そこまでエロくないからポイントが稼げなかったのかな? とか。ちょっとエロいシーンがあったその次くらいからガクっとPVが減っている。


 4作目『難易度『INFERNO』の世界でレベル1固定、ステータスALL1の最弱テイマーに転生した俺は、前世のゲーム知識だけを頼りに無双する。』


 これ、恥も外聞も捨てて、とにかく人気のある作品を、ちょっと変えただけの雰囲気にしてみよう、と思った。もちろんストーリーをパクったりするわけではなくて、タイトルの構成とかを真似してみた。それが駄目だったのか全然伸びなかった。かなり寄せたつもりだったし、寄せれば寄せるほどポイントが取れるだろうと思っていたので意外だった。

 初日457pv、累計は16ptだった。

 反省点としては……。まあ、あんまり惹きがないのかなぁ……。

 バトル展開もあるし、いろいろゲームの攻略スキルを使うところとかも面白いと思うのだが、まったく伸びなかった。


 で、全部2万5000字前後書いていて、2週間で10万字くらい書いたことになる。

 かなり頑張ったけれど駄目だった。


 ということで、書籍化は遠いなぁ……。

 まあ、ぼちぼち頑張ります。


 僕の特技は筆の速さなので、それをいかして、トライアンドエラーで伸ばしていきたいけれど、トライアンドエラーのつもりでいろいろやって駄目で、どうしたもんかなぁ、というところ。ひとまず、なろうでの挑戦を一旦やめて、カクヨムで頑張ってみることにしました。


 今回の分析でいくと、エロいタイトルはPVが稼げるけれど、ポイントが伸びるかどうかはよくわからん、といったところか。PVが稼げるということは、第一話を読んでもらうことには成功しているわけで、そのあと皆を満足させられなかった、というところを改善すれば伸びる余地はあったことになる。


 ひとまず、ポイントが一番伸びた『追放賢者』をコツコツ書き進めていって、そのうちまた新作を書いて挑戦してみようと思う。

 

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