爽快にして痛快。
KAC20252テーマ「あこがれ」に寄せられたエッセイ。
作者様はどことなく、詩的に文章を書く方です。
感情にのせて書きながら、納得もできる。
本文より引用。
――憧れと言うのは吐瀉物みたいなクソな感情だが(後略)
このストレートな物言いが良い。
そう「あこがれ」とは
まだ何も為せていない人が藻掻く瞬間だとして。
その状態をリアルに書きながら、
呼びかけるスピリットは、読んでいて心地良い。
これは、全ての戦い続ける人達に送る、ロックンロールメッセージだと思います。
原点回帰したい人、燻ったままでいたくない人、そして現在進行形で戦い続ける人にこそ読んで欲しいと思います。