物語の開始時点から、何とも言えない不穏な空気が漂っていました。
「あこがれ病」。そんな謎の奇病にかかってしまった一人の少女の姿が描かれます。
肉体がどんどん変化していく。「これ、どう見てもホラーだよね?」とゾワゾワしながら読み進める。
そして、ついにオチへと到達。
「な、なんだと……」と示された真実を見て驚愕。
「あこがれ病」とは、そういう意味のものだったとは……。果たしてこの病気はこの先で治療されることがあるのか。
もしかしてこの世界には、「あこがれ病」の他にも、もっと別の似た系統の病気があるのかもしれない。そしてつい、色々な日本語を頭の中に浮かべたくもなりました。
「あさがお病」、「ゆうがお病」、「ひるがお病」とか。あと「きぬがさ病」とかもありそう。
本編の「真相」を見ると共に、皆様も「他にありそうな病気」などを検索してみることをオススメしたいです。