第2話 

日本のある病院で、1人の子供が産まれた。名を優兎ゆうと、男の子である。

彼は非常に多く、強い魔力を秘めており、その強力すぎる魔力は彼の身体を蝕んだ。

彼は5歳にして、身体を動かせなくなってしまった、魔力が暴走し、ただでさえ魔力で弱くなっていた神経を破壊したのだ。

そして、彼の不幸はまだ続いていた、魔を冠する者に誘拐されたのだ。

その魔を冠する者は隠密系の異能を使い、誰にも気付かずに彼を誘拐した。

そして、彼は供物となった、ある獣を変異させ、その能力を高める為の生贄に。

そして、その日1人の才能溢れる勇者の卵が死に、のちに三柱の側近になるはずだった⬛︎が産まれた。

しかし闇の者の誤算は、その産まれた⬛︎が転生者だったということ、そして三柱よりも強き権能を持っていたことである。

そして、後にその獣は世界にその名を轟かす、『災禍』のハオスと…






【魔力】

勇者、魔を冠する者のみ保有するエネルギーの総称、これが強力なほど異能が強いが、強力過ぎると勇者は身体を破壊されてゆく。魔力は歳を重ねるほど多く、強くなっていく


【異能】

勇者、魔を冠する者のみが使える超能力の総称、魔力が強いほど強力になる。異能の中でも魔法系、強化系、回復系、転移系に別れる


【権能】

魔を冠する者の上位者のみが保有する異能の上位互換能力。どれもが個が持てる力ではないと称されるほど強力である。しかし単純な能力が多く、複雑な能力ほど弱い。

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魔を冠する者、救世の勇者に仕える者 火は燃え盛り硝子は溶け、人は脆く壊れてく @7777777777777777

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