応援コメント

第19話(後編)――「影の一手、宿屋の決断」」への応援コメント

  • 俊宥、ますます賢く、強くなって行きますね。
    宋氏のほっとした様子、信頼関係を強く感じました。

    中国の王朝の歴史と言うと、どうしても唐とか元とか清とか、大国一強な時代のイメージが強く、毎回、こんなふうに人や物が交差して入り乱れた時代があったのだなあと感慨深く拝読しています。
    正直、この頃の宋以外の北方遊牧民の国とか謎なのですが、資料を拝見して、なるほどこの辺か・・・と学習させて頂いております。

    ありがとうございます。

    作者からの返信

    ましらさん。お早う御座います。コメントありがとうございます。五代十国時代から北宋へと至る時代は、あまり研究されていません。周辺には契丹、渤海の遺民が建国した国:大安国(ディアンゴ)、女真、高麗などがありました。契丹が優勢で、北宋や高麗は圧迫され、大安国(ディアンゴ)、女真は属国にされていました。その中で徐々に女真が力を付けてきて、ついに金国を打ち立てます。金国は契丹を滅ぼし、北宋の徽宗や王妃たちを北方に連れ去り、北宋は滅亡します。南宋建国あたりの様子も一度描いてみたいと思っていますが、金に連れ去られた王妃たちの運命があまりにも過酷過ぎるので躊躇しています。ではまた。