まず大事な話だがこの小説、とても面白い。全二十二話、六万文字弱。短めの中編小説といったところだが、面白さがとても詰まっている最高の作品だ!
アクションシーンと日常シーンのメリハリの良さ、くすっと笑えるシーンから胸熱くなるバトルシーン。文字数以上の面白さがあると断言できる!
さて、この作品を語るに外せないのがドラゴンと車の子『イルド』!
機械竜。なんてロマンのあるキャラクターだろうか。その起源がドラゴンカーセックスだと思わなければだ。ロマンの塊である機械竜がたちまちギャグの塊に変身してしまったではないか!真剣に自分の出自に悩むイルドだが、言葉のパワーが強すぎる!シュールさがオーバーフローしているではないか!しかしそれが読み進める手を止めさせてくれない味になっている!
一話読めば最後まで読む手が止まらない!ぜひ概要の言葉パワーに臆することなく読んでみて欲しい!
はてさて……読ませていただきましたホイール・オブ・ドラグーン。
……はい、このお話、ドラゴンカー◯○◯◯で産まれたトランス◯○ー◯ーのイルド。
この人?が『平等なる愛』という『無機物に意思を与えて愛を知ってもらおう』という余計なお世話レベル100はくだらない奴と戦うストーリーです。
お話の視点は大体、義経(よしつね)君という男の娘で進みます。
はい、男の娘です。もう一度言います、女の子の格好をした、男の娘が、この物語の主人公的立ち位置になります。
この作品をお勧めするなら、手軽に頭痛を引き起こしたい人にお勧めな作品です。
ちゃんと王道的な展開のロックアイスに、並々注がれた、気軽に狂っているキャラクターと展開の工業用アルコールで酔っ払いましょう。