穢れをうつされて、流された紙雛が主人公。流され、流され、海にたどりつき、紙雛には、出会いがあった。すごく味わい深い。世界観が良いです!ぎゅっ、と濃縮されてる、旅のせつなさが良いです!
「かぞ ちか」です。年齢、大人。 土日、年末年始は、カクヨムを留守がちです。 各物語について詳しくは、「初めての方へ読み方ガイド」 https://kak…
人の穢れを引き受けて、遠く遠くへ流れていく流し雛。出会う生き物たちの問を考える。深い哲学。流され、出会い、感じ、考え、流し雛はどこまでも。流し雛の考えも一理あり。ではあなたの考えは? 奥が…続きを読む
伝統的な紙雛の最後。川に流して穢れを祓う。それだけでも今は珍しい。そんな中大海に進み出た紙雛は人が思い悩む事の様に「そもさん」「せっぱ」と生き物達と問答を繰り広げていく。我思う故に我あり…背負わ…続きを読む
ほのぼのとしながらも、深いテーマ性も感じさせられる、そんな素敵な紙ヒナさんの話でした。 「穢れ」を浄化するために水に流されてしまう「紙で出来た雛人形」。 もともと、雛祭りとは「穢れ」を肩代わ…続きを読む
川を流れた紙雛は海にたどり着き、さまざまな生き物と出会う。その生き物たちは紙雛に問う。まるで生きている人間に対面しているかのように…最後は水に溶けてしまう紙雛が、人間でも回答に困る質問に答える意味…続きを読む
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