十六
第16話
こうなるともう何もかもうまくいかなかった。自らそうし向けたのかそうせざる終えなかったのか、とにかくもうどこか違う場所に行きたかった。自分のことを誰も知らない違う場所へ。
そういえばこんなこと小学生の時から思っていたのにこんなところまで来てしまうなんていったい私は何をしているのだろうか。もう消えてしまいたいな。教室から窓の外を見ながらそんなことばかりを考えていた。そしてこの日美里は初めて部活を休んだ。
小学生から続けて聞いた陸上を始めて休んでしまった。友紀には風邪だと伝えた。家にも帰りたくないので放課後はそのまま図書室へ行った。
放課後の図書室は全く人がいなかったため、周りを気にすることなく時間を消費することが出来た。そして図書室が閉まってからはバス停から徒歩10分のビーチへ行って部活が終わる時間までじっと動かずにひたすら海を眺めて過ごした。
それが3日たったころ友紀が教室に来て部活に行こうと誘ってきた。強引に美里の手をつかんで歩き出した。
「友紀ちょっとまって。ごめん今日も体調が悪いんだ。だから部活は休むよ。」
「美里、行こう!」友紀はそう言って立ち止まった。
「友紀、、ごめん無理だよ。私はもう、、、ダメなんだ、、こんな私がいたらみんなも迷惑だろうし今私が戻ってもみんながどう思うかわからない。友紀は私の体調が悪くないことは分かっているんでしょう。」美里は穏やかな声でそう言った。
すると友紀は振り返って美里の顔を見た。美里の腕を強く握りしめて
「今ならまだ戻れる。まだ3日しかたっていないからみんなだって何も思っていないよ。でもこれ以上長引くと本当に戻れなくなる。美里このままやめないよね。」
「、、、分からないでも今はいけない。私がいたら、私のせいで、、、」
「気にするなって、誰も美里のことは見てないって!美里は周りの目を気にしすぎだよ。大丈夫だよ。だから部活に行こう」友紀はそう言って優しく美里の手のひらを握った。
誰も私のことは見ていないか、、、一見冷たいように聞こえるがこの言葉で、これまで肩に入っていた力がすっと抜ける感じがあった。誰も見ていないか、、、心の中でこの言葉を繰り返した。そうだね。その通りだね。
それでも、、、
「友紀ごめんね。今日は帰るよ。」そう言ってから友紀の手を振りほどいて友紀を背中に感じながらその場を立ち去った。そしていつものビーチへ行った。
この日は胸のざわめきが止まらなかった。きっと友紀に言われたせいであるのだが、このざわめきがいったい何なのかはっきりとは分からなかった。そして1週間が過ぎた。
休日のこの日は両親といたくなかったため母屋で過ごしていた。そこにはいつもの位置に祖父と祖母が座っていた。祖父がいつものようにお腹から栄養剤を入れていた。その姿をじっと見ているとお前も飲むかなんて言ってくるから、じゃあと言ってコップに注いでもらったのを
一口飲んだ。ドロッとしたそれは甘ったるくて一口で十分と言う感じであった。
「うーんこれは一気に飲むのはきついかも。前じいちゃんが食べていたミキサーにかけたドロドロのやつのほうが美味しかったな。」なんて言うと、祖父はそうかそうかと笑った。
そんな姿に祖母は
「美里はばあちゃんの特性ご飯を美味しいって言ってから食べていたもんね。」と自慢げに話した。
祖父は昨年までは祖母がミキサーにかけたご飯を口から食べていたが次第に口から食べることにより誤嚥をして肺炎をおこし、入院することが多くなってから口から食べることをやめてしまった。
最近では口から何も食べていないのに肺炎を起こすようになり、熱を出しては入院するようになっていた。以前よりも体は細くなり見た目から衰えてきているなとは感じていた。それにしても今日の祖父はよく話し終始笑顔であった。癌の手術による影響でうまく話す
ことが出来なくなった祖父は話すことを嫌がっていた。もともと口数が少ないが、一層話さなくなってしまった。正直長年一緒にいる美里たちでさえ何と言っているかわからないときがあった。特に電話越しだと全く分からないこともあった。
それでも祖父を傷つけまいと分かった返すようにしていた。なので祖父が明るく話す姿を見たのは久ぶりで何かあった。
「美里が俺と同じ食事をしている姿を見ていたら昔のことを思い出すね。」
「ふーん。」
そう言えばじいちゃんの病気の話を詳しくは、聞いたことなかった。急にいなくなって病気と知らされて会ってみたら手術も終わってて、何もかもが急でとりあえず受け入れるしかなかったもんな。美里は病室であった祖父のことを思い出していた。
そして、聞いていいのか戸惑ったが、知りたくなった美里は祖父へ
「そう言えばじいちゃんの病気のことって私良く知らないんだよね。どうやって分かったのかとか、、どうやって受け止めたのかとかさ、、む無理にとは言わないからさは、知りたいなー、、なんて、、。」
美里は祖父の方向をちらちらと見た。祖父は少し間をおいて、
「そうだね、この話はしたことがなかったね。」そう言って微笑むと、祖母が
「あの時はね。もう助からないと思っていたからね。ねえおじいさん。」
「うん、そうだね。病気を知ったときにはそうだったね。」美里は祖父をまっすぐと見つめた。祖父はいつもの座椅子に腰を掛けながらゆっくりと聞き取りやすいように話し出した。
「俺は耳が悪くてねその日は耳の手術のためにかかりつけの病院に入院して診察を受けていたんだ。その時にのどが赤いことを言われたが特に問題視することなくそのまま手術の説明をされたんだ。それからMRIを取るからと言われ病室で待つように言われた。」
すると祖母が
「その時私がのどが赤いことが気になってしまってね、昔からばあちゃんは暑いみそ汁を良く出していて、おじいちゃんはそれを良く冷やさずに飲んでいたことが気になってたから、なんだか大きな病気じゃないかと思ったんだよ。
それでとりあえず健に連絡してみたのよ。」
健とは息子で美里の父の弟だ。医者をしていた。
「そしたら念のためにMRIを取るように言われてね、嫌な予感がしたからおじいさんは病室にいさせておいたのよ。」そして先生のところへいったら先生が頭を抱えるようにしていてね。これは、、と思って真っ先に博(美里の父)と健に連絡したの。
二人が病院に駆けつけてから一緒にMRIの結果を聞いて咽頭癌と言われてね、かなり進行していることが分かったの。私たちは愕然としておじいちゃんが死んでしまうと思った。この時に健が怒鳴ってね。なんでこうなるまで気が付かなかったのかって。
あの穏やかな健からは想像できないでしょう。ふふふ。息子たちはおじいちゃんがなお好きになるためにも告知したほうがいいと言ったんだけどね、おじいちゃんがショックを受けるのを思うとね。私は告知することを反対したのよ。
それですぐにでも手術をしないといけなかったから健の紹介で急いで手術をする準備をしたのよ。」
「俺はそれから病院を変更すると言われて家から1時半離れた大きな病院に入院した。でも仕事が気になってな。保育園のことで俺にしかできない仕事があったから、おばちゃんには申し訳ないが毎日病院まで仕事を届けてもらっていたんだ。
60代の女性が家から病院まで、往復で3時間かけて来てくれていたんだ。普通にできることではない。きっと大変なことであったと思う。」
「ふふふ。」祖母はほほ笑んだ。
「それから手術の日が決まってね。そしたらばあちゃん達がたくさんの食べ物を持ってくるようになって、時には数時間外出が許された時には俺の好きなご飯を食べに連れて行ってくれた。手術の影響で食べ物を飲み込む機能や正しく発音する機能が失われることを
分かっていたからだと思う。俺は食べることが好きだったからね。入院しているというのに食べ物は豪華で外出も楽しかった。」
ほほ笑みながら話す祖父の姿に、美里は小さくうなずきながら穏やかな表情で聞きいていた。
「手術当日になって手術室の前で家族と別れるときにもまだ病気のことは知らされていなかったが、特に恐怖心はなかった。でもまた家族の元へ戻ってこれるのかなとは思っていた。それからペンで顔にかかれた。手術では頬から顎まで切除して頬をつなげるのに
皮膚が足りなくなってしまうから、胸と大腿の肉を移植した。手術の後に痛みは全くなくてまだ手術は終わっていないと思っていたが、目を開けたときにばあちゃんが涙を浮かべて終わりましたよ。と言ったから手術が終わったことが分かり安心したんだ。」
祖父は祖母の顔を見た。
「私はおじいさんが癌と聞かされてから無事に帰ってきてくれるのか心配していたの。だからおじいさんが目を開けたときには頑張りましたね。って声をかたの。そしたらおじいさんがまだ終わってないだろう。なんて言うから、終わりましたよって
言ったのよ。ふふふ。」
「そうなんだ。」美里も一緒になって少し笑った。
「先生が手術の後にはかなり強い痛みがあると言っていたからおじいさんにもそう伝えていたのだけれど、全く痛みを訴えなくてね。私も看護師さんも我慢してるんじゃないかと思って何度も訪ねたんだけど大丈夫って言ってね。手術直後に何回かトイレに連れて
行ってもらったくらいで後のことは自分でしていたわよね。」
「本当に痛くなかった。でも時間がたってから傷口が化膿してきてねその時はつらかったな。でもそんな時にお前たちが見舞いに来てくれて本当にうれしかった。久しぶりにお前たちの顔を見ることが出来て、生きていてよかったと思ったんだ。」
そう言った祖父の顔が少し泣きそうにも見えて、その時美里はの心の奥から何かがこみ上げてきた。ゆがみそうになる顔を唇をかんで我慢した。
しばらく間をおいてから祖父は再び話し出した。
「でもね、、家に帰ってから皆と一緒に食べることが出来なくなったことが一番つらくてな、、、。」
確かに祖父と一緒にご飯を食べなくなっていた。祖父はリビングで皆よりも先に食事を済ませていた。外食の時も家から持ってきたご飯を食べているか、食べずに皆が食べている姿を見ていたことがあった。
それに祖父が返ってきてから外食の頻度はかなり少なくなっていった。
「でも手術の後にはもう食事はできないと思っていたけど、ばあちゃんが食事の管理をしてくれて、流動食をしばらく食べることが出来たから嬉しかった。」そして祖父が美里の目を見つめた。
「美里、、覚えているかな、、俺が食べているときに美里が俺のことをちらちらと見てきて、どうしたんだろうと思ったけど、美里はきっとみんなと同じ食事をしていない俺のことを気にかけているのだと思ってね。
美里は優しかったからな。誰かの誕生日の時も俺が、ケーキのクリームを一口しか食べないことを気にしているようだったしな。美里が俺のそばに来て俺の流動食を食べたいと言ってきて、いいぞっていうと大きな一口でぱくっと食べて、美味しいねって
笑顔で言ったんだ。それが嬉しくてね、、嬉しくて、、それまでつらかった食事がつらくなくなったんだ。お前のおかげさ。病院の定期診察の時には栄養状態が良いって先生にも褒められてうれしかった。」
「おじいさんは私が作った流動食を毎食完食していましたからね。」祖父と祖母は顔を合わせて笑った。
「手術の後にはもうご飯を食べることも、話すこともできないと思っていたから息子と良い先生に出会えたおかげで今生きることが出来ていることに感謝しているよ。」
「そうなんだ。感謝か。」美里はかみしめるように言った。
「で、、もさ、もっと早く見つかっていればこんな思いをする必要はなかったと思うんだけど、、その、、この病気のことを恨んだりしなかったの。」美里は恐る恐る聞いた。
「そうだね、、告知は受けていなかったけど病院を変えたことや息子たちが来たことで自分はもう助からないんだと思った。」祖父はしばらく下を向いて黙った。
そして「これまで病気には気を付けて定期健診にも行って大きな病気にもなったことがなかったから、とても悔しい気持になった。なんで俺がこんな目に合わないといけないんだって、、、。」祖父の頬からスッと一粒だけ涙がこぼれた。
美里は祖父をじっと見つめた。
祖父は窓の外に目をやってから、美里のほうを向いて再度話し始めた。
「でもなふと、これまでのことを思い返したんだ。俺がまだ幼いときには大体中学卒業したら就職していたけど、俺は高校に行くことが出来て、議員、園長と言う仕事につけて恵まれていた人生だったと思ったんだ。手術が終わった後に同窓会があってな、
同級生は何人か亡くなっていて、この病気で死ななかったのもいつもいつもご先祖様にお参りをしていたから俺はご先祖に守られていたんだろうな。俺の父は戦争で死んで俺は満州まで行って骨を集めた。母と祖母は癌の発見が遅くて転移していたから見つかった
から発見してからはすぐに死んでしまって孫の顔すらみせることが出来なかった。でも今俺はお前たち孫の顔も見ることが出来て、美里が流動食を一緒に食べてくれて、会いに来てじいちゃんって言ってくれることが嬉しい。こんな俺にばあちゃんも俺の子供たちも孫たちも本当に良くしてくれる。
今まで好きなことをして過ごしてきた。もう思い残すことなんてないんだ。今はまだ元気だからもう少し生きることが出来るかな、なんて思いながら過ごしているよ。あとは、そうだな、お前たち孫が結婚相手を連れてきて結婚式に出るまでは生きるよ。はは。」
そう言った祖父は笑顔で美里を見ていた。美里はそんな祖父の姿が偉大に見えて、でもなぜか泣きそうで、それでも笑顔で
「話してくれてありがとう。じいちゃん。」と言った。
その夜祖父の話を思い返していた。
告知されなくても自らの命の危機を感じていた。それでも病室で自分の役割を果たそうと仕事に取り組んでいた。それを献身的に支えた祖母。術後も食事や言葉など身体的な変化を受け入れることはつらいはずだったが家族や
医者など多くの支えがあったことで祖母は病気を受け止め支えてくれた人に感の気持ちを持ち、このつらさを克服した。これまでの人生を振り返り学業や仕事に恵まれたこと、同級生の死とという喪失体験、祖先から孫への命のつながり、家族とのやり取りを
思い返し思い残すことはないと、これまで生きてきてことを意味あるものとして受け止めていた。だからこそ祖父は人生を喜びと感謝をもって締めくくろうと意識的無意識的な感情を抱いていた。そして私たち孫が結婚するまでは生きると新たな目標を
持ち生きる希望を見出していた。祖父の話を思いだしながら自分の中でかみ砕くように解釈していった。
そして驚きだったのが私が何気なく言った言葉が祖父の食事に対するつらさを軽減していたこと。あの時はただ祖母の作る祖父専用の食事に興味津々で、いつも作る工程を見ていた。そして出来上がった茶色や濃い緑色の食事を食べる祖父がただ
気になって見ていた。あの時食べた一口だって本当に美味しかった。自分の何気ない一言がじいちゃんにとっては大きかったんだ。美里は天井を見あげて照れ笑いをした。それでも美里にとって引っかかった言葉があった。
それは自分が恵まれているということ感謝しているということ。癌の発見が遅れて大手術にも耐えて、食事もできなくなってこんなにつらい思いをしているのに祖父は自分は恵まれていると、皆に感謝していると言った。こんなに大変な経験をしたのに
恵まれているなんて、感謝しているなんてそんな言葉が出てくるなんて、、、。
美里は上野先生から言われていた言葉を思い出していた。いつも練習終わりの話の中によく出てきていた言葉だった。今のこの恵まれた環境を当たり前と思わないこと。そして周りの人たちに感謝をすること。美里にはこの言葉の意味が全く分かっていなかった。
今の自分が恵まれているとは思わないし断然恵まれていないと思っていたからだ。親とはぶつかってばかりで愛情なんて感じたことはなかった。出来のいい兄妹。出来の悪い私。学校でのいじめや環境になじめない私。周りばかり気にしてしまう私。自分で始めた走高跳から
逃げて跳べなくなってしまう私。周りの人を傷つけてしまう私。いろんな人たちにごめんと言わせる私は皆に不幸を与えているのではないかと感がるようになっていた。いつもどこか傷つくことにおびえて、逃げて、すぐに落ち込んで、結局何にもできなくて自分のことばっかりで。
でも愛がほしくて誰かに心の底から愛してほしくて、何もしないのに求めるばかりで、私は、私が大っ嫌いで、、だから恵まれているなんて、感謝することなんてできないんだよ。分からないんだよ。
でも、祖父の話を聞いてじいちゃんが恵まれていることや感謝することに至った理由を理解することはできる。だから私もいつかそう思える日がくるといいな。
美里は1週間ぶりに陸上へ行った。グラウンドへ続く坂を上りながら何度も行くことをためらったが、ここで引き返すわけにはいかないと自分に言い聞かせて前を向いて歩いた。グラウンドが近づいてくる。聞き覚えのある部員の声が近づいてくる。
そして同級生の部員と目が合った時「美里!!」その言葉に皆が私の方向を向いた。すると美里のところに部員たちが寄ってきた。
「体調大丈夫?」「久しぶりだね!」「良かったー。さっ着替えてきて!練習しよう!」
所々から声が聞こえてきた。美里の前に皆が集まって来た。その光景か私にとっては思いもよらぬことで驚いて言葉が出てこなかった。
「だ、、大丈夫。着替えて着るね。」そう言ってその場を離れて部室へ向かった。少しそわそわする胸に手を当てた。部室を開けたときに友紀がいた。
「友紀、、、。」
「美里!来た!来た!美里!良かった。」そう言って制服を脱いで上半身キャミソールの姿で美里に抱き着いてきた。
「うん。なんか、、来たよ。これからもよろしくね。」小さくそう言った。顔を上げた友紀は笑っていた。
「よし、行くよ!早く着替えて。」久しぶりの部室は変わらず部員の人数の割には狭くて荷物も多くて足の踏み場もほとんどなかった。友紀と一緒に運動場へ行き練習が始まった。1週間ぶりなのにとてつもなく長い時間離れていたように感じた。
久しぶりの練習風景、皆の声。ああ返ってきたのか。私は帰ってきてよかったのだろうか。私なんかいないほうがいいのではないか。でも、、、今日皆が私の名前を呼んで、待っていてくれた。そのことが嬉しかった。
私なんかいても今のチームに還元できることは何もない。もはやお荷物になっていると思っていた。いない方がよいのだと言い聞かせてきた。
だから久しぶりに部員の皆と会った時の反応は意外過ぎて、、、私はここにいてもいいのかな。こんな私でもまだできることはあるのだろうか。それはまだわからない。でもここに私は来たんだ。だからもう少しここにいることを許してほしい。そう思った。
すると上野先生が来た。ドキッとした。皆でいつものように挨拶をした。本当は1週間休んだことを言いに行かなければいけないと思ったがその勇気は出なかった。
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